古くから親しまれているおとぎ話、「3匹の子豚」。これを題材にしたCMが海外ネットユーザーの間で注目を集めています。もとのストーリーはウォルト・ディズニーの映画に描かれたようなコミカルな印象が強いのですが、このCMはとてもシリアス。子豚たちは裁判にかけられ、市民はデモを繰り広げる緊迫した内容になっているのです。

この動画は英メディアのGuardianが制作したものです。「Open Journalism」と題されたCMは、公平な報道姿勢と開かれた運営を目指すことを訴える目的で公開されたもののようです。

しかしその内容はおとぎ話と随分異なっています。日本で知られているストーリーは、三番目の子豚が狼の息でも倒壊しないレンガの家を作り、撃退するというものです。本来の物語は、ここから子豚たちのリベンジが始まり、最後は煙突から進入しようとした狼を煮えたぎる鍋に落とし、スープにして食べてしまいます。物語は、鍋に狼が落ちたところから始まります。
 
・三匹の子豚のアフターストーリー 
子豚たちは狼を殺した罪で逮捕されます。捜査の結果、狼は子豚たちの家を吹き飛ばす嫌がらせをしていたのではなく、「喘息」だった可能性がYoutubeの動画から指摘され、さらに狼に保険金がかけられていたことが発覚。すべては子豚たちの計画した保険金殺人でした。

ですが、お金に困っていた子豚たちに対して、ネット上では同情的な意見が相次ぎ、「富が局所化していることが問題」として、各地でデモが発生……。
 
馴染み深いおとぎ話は、いつしか社会問題へと発展する壮大なストーリー。この動画に海外ネットユーザーは感心している様子です。もしも「三匹の子豚」がこんな内容の物語だったなら、子どもたちはまったくついて行けないでしょう。それにしても、よく作られたCMではないでしょうか。

参照元:Youtube thegurdian

▼ 三匹の子豚のアフターストーリー