ふつうの写真をジオラマ風に見せる撮影技法といえば、「チルトシフト(ティルトシフト)撮影」が有名だ。ピントの合う範囲を意図的に操作することにより、なぜか写真の内容がジオラマ風に見えてしまうのである。

そんなチルトシフト撮影技法を、静止画ではなく動画で効果的に使用した一本のムービーが高い評価を受けている。

YouTubeにアップされた動画のタイトルは「The City of Samba」。そう、タイトルのとおりブラジルはリオ・デ・ジャネイロのサンバカーニバルを撮影したものである。なお、撮影されたのは2011年。つまりは昨年に開催されたカーニバルだ。

動画を確認してみると……もう完全にジオラマにしか見えない! コマ送り的に動く人物もまた、精巧に作られたミニチュアにしか見えないのである! しかしこれはジオラマではない。完全なる実写である。

なお、この動画は2012年2月24日にアップされたものだが、すでに再生回数は6万6000回以上、1100人以上のユーザーからの高評価を得ている。まさに今が旬の必見動画といえよう。

参照元:Youtube keithloutit
執筆:GO羽鳥