TOKIOのCMでお馴染みのゲーム『探検ドリランド』で、レアカードを無限増殖できる問題を、運営元の「GREE」は緊急に対応策を講じた。その対策とは、重複取得したカードを回収するというもの。つまり、不正に増殖したカードの使用、およびゲーム内での所持を規制したのである。

これにより強力なカードを不正に取得している人は、その使用ができなくなった。これにより無限増殖はなくなるものと思われるが、ネットオークションで売りさばいていた人の売却金の回収は困難であり、売り逃げた人は「勝ち組」と言われている。

同社がユーザーに伝えた内容は以下の通りだ。
　
「現在、探検ドリランドにおきまして、一部お客様が重複取得されたゲーム内アイテムの回収を進めております」（引用ここまで）
　
これにより不正な複製はなくなるものと思われる。問題は、複製版を購入した人たちのお金が回収できないということだ。複製カードは大量にネットオークションに出品されており、売りさばいていたと思われる人物は、月数百万から数千万稼いでいたとさえ言われている。

このお金を回収することは困難であり、売り逃げした人物は丸儲けしたことになるのだ。ネットユーザーの間ではカード購入者が集団訴訟を起こす事態に発展するのでは？　との懸念もある。

いずれにしても、GREEの今後の対応次第で、ゲームの運営存続も危ぶまれる事態に発展するかもしれない。このゲームには熱烈なファンもいるようなので、慎重かつ迅速に対応して頂きたいものである。

Screenshot：探検ドリランド

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