2000年からテレビ東京系で放送が開始されて以来、現在もシリーズが続く人気アニメ『とっとこハム太郎』(現:とっとこハム太郎 でちゅ)。そのハム太郎のTwitterが注目を集めている。というのも、その発言は可愛らしい見た目からは想像もつかないほど大人びており、悟りきったようなことばかり。

あるときには「弱肉強食」について語り、またあるときには「神」について語る。ハムスターという設定を度外視したようなつぶやきには、驚かされる。そのハム太郎のつぶやきの一部を紹介しよう。
 
・ ハム太郎のTwitterでの発言内容(抜粋)

(プロモーション提案に対して)名案なのだ。いちど詳しく話が聞きたいのだ!
(他のユーザーに向けて)それはダメなのだ。やってくる毎日が人生だったということにあとで気づいても遅いのだ! 毎日をこうかいしないように過ごすべきなのだ! やりたいことはないのだ?
(質問に対して)自分らしさを模索することは決して恥ずかしいことじゃないと思うのだ。何事もチャレンジなのだ!
(ハム太郎は「神」では? との問いに)神様は心の中をうろうろしているのでこの辺をうろうろしていませんと聞いたことがあるのだ。
(弱肉強食について)頂点が人間と断言するのはあまりに浅はかなのだ。生かされている事に感謝する考え方はどうなのだ?(Twitterより引用ここまで)
 
……など、とてもハムスターの発言とは思えない。内容によっては、「中の人はオジサンか!?」と疑わざるを得ないつぶやきなのだ。

特に弱肉強食の頂点を「人間」と考えるユーザーに対する返答は、論者の風格さえ感じさせる。思わず「先生!」や「アニキ!」と呼びかけたくなるほどの勢いだ。若干、作品のキャラとのかけ離れた印象を受けなくもないのだが、これはこれでフォロワーに楽しまれているようである。

参照元:Twitter @tottokohamutaro

▼ まるで説教のようなハム太郎の発言