先日、ロケットニュース24では中国で放送されたコントが人気お笑いコンビ・アンジャッシュのネタのパクリ作品だと話題になっている旨をお伝えした。

中国版のコント作家はパクリ疑惑を否定しているが、非難の声は強まるばかりだ。そもそも何故中国人がアンジャッシュのコントの詳細を知っていたのだろうか。答えは元のコントがネット上に違法アップロードされていたからである。

アンジャッシュのコント「バイトの面接」が模倣された件は、パクリ版放送後すでに1週間が経ってもなお議論されている。中国版の作者はパクリ疑惑を全面否定しており、議論に決着がつくことはなさそうだ。

中国のネットユーザーは

「ツラの皮が厚すぎる」
「恥知らず!」
「否定しようがしまいが事実激似だからなぁ」
「日本の方が面白いなぁ」

などとコント作家を非難。

中国ネットユーザーが何故こんなに強気なのかというと、彼らは本物のアンジャッシュ版のコントをしっかり見ているからだ。それもご丁寧に中国語字幕付の違法アップロードされたものである。彼らは日本語がわからなくても詳細を理解することができるのだ。

最初にパクリ指摘した人物は正規のルートでアンジャッシュのコントを見ていた可能性はある。しかし多くの人は違法アップ版を見て2つのコントが酷似していると認識したのだ。違法のものでパクリを見抜くとは何とも皮肉なことである。

だが、アンジャッシュの知名度は確実に上がったと言えよう。

なお、この騒動についてアンジャッシュの2人は「残念に思う」としながらも「中国でも少しは通用するのかなと思いました。これを機に中国進出したいです」とコメントしているそうだ。

参照元:Youku 熱浪歌gg