次世代iPhone、つまり「iPhone5」が2012年夏に発売される噂が、海外IT系サイトで一斉に報じられている。この情報は、アップル社に関する情報を扱う「9to5 Mac」が一報を伝えたのを機に、他のサイトでも続々と掲載されている。

同サイトによれば、「iPhone5の製造を行っている中国の『Foxconn』の信頼できる筋からの情報」としてこのことを伝えているのだ。実は4Sが発売されるよりも以前から、このことはささやかれており、夏発売は濃厚との見方もある。

そこで購入を希望される方に、お伝えしておきたいことがある。過去にiPhone4・4Sの購入で失敗した方々の教訓をもとに、忘れてはいけないたった1つのことをお伝えしよう。

その1つとは、「予約すること」だ。

「当たり前じゃねえか!」という声が聞こえてきそうだが、これを怠ったために手痛い思いをした人がいる。以下はそのエピソードだ。
 
■ 先頭3番で4日間並んだのに、当日順番を激しく繰り下げになった男

ロケットニュース24でも記事を書いている佐藤記者は、2010年6月にiPhone4を購入するために、表参道のソフトバンクショップに4日前から並んでいた。発売当日まで、彼は先頭から3番目に並んでおり、いち早く購入できるはずであった。ところが、予約をしていなかった。

そのために発売日朝8時になって列の整理が行われ、予約者優先ということで100番以下になってしまった。

結局彼は、それ以前にドコモの通話料金を滞納していたため、購入さえできなかったという。
 
■ 4S販売時に先頭10番以内にいた人たちが、何も持たずに裏口から出ていった

同じく表参道のソフトバンクショップでの出来事。2011年10月に4のときと同じように、4Sをいち早く購入しようと思ってた複数名は、発売前日に店舗前に並んだ。幸いこのときは、4のときのように4日前から並ぶ人たちはおらず、彼らはそのまま先頭から10番以内に滑り込むことができたのである。

しかし、予約を列に並んだ日、つまり前日に行ったのだ。

その結果、発売日に順調に店内に入ったものの、スタッフに「前日予約分の在庫がない」と聞かされて、裏口から出て行くこととなったのである。実はこの日、店舗前に報道陣が大勢詰めかけており、「買えませんでした」と言って正面から出て行く訳にいかず、裏口から退出することになったそうだ。
 
したがって、「当日販売も行います」と言われても、その言葉を信じてはいけない。当日になってみるまでわからない、だから予約は必須だ。これを怠ると口では言い表しようのない、屈辱を味わうことになるので、必ず予約をするように。

写真:Rocketnews24
参照元:9 to 5 Mac(英語)