中国を旅行されたことのあるかたならご存知だろう。中国の清涼飲料水と言えば、やたらと甘いイメージ。ペットボトルのウーロン茶に砂糖が入っているくらいだ。

中国の怪しいコンビニで、「午後の紅茶 北海道メロンミルクティー」なるものを発見! メロンとミルクを混ぜるって何系の発想? メロン味もどうせ香料たっぷり、鼻血が出るほど甘いんだろうと思っていたら、何コレ、ほんのりメロン味で後味めっちゃスッキリやん! もう止まらないくらいウマかったのだ!

中国のコンビニ……というよりさびれた売店という名がふわさしい小汚い店で、ホコリの中から発見されたのは「午後の紅茶 北海道メロンミルクティー」である。

「北海道メロン味」、おそらく夕張メロンということだろう。フルーツティーなら日本にもあるが、そこにミルクをぶちこむとはなかなかの度胸である。

コップにあけてみると、見た目は普通のミルクティーだ。だが香りは確かにメロンである。ミルクティーとメロンがどうしても頭の中で結びつかない。中国の清涼飲料水と言えば甘い。お茶にも砂糖をブチこむくらいだ。「他の飲料同様、スゲー甘いんじゃないだろうか」このメロンの香りは恐怖をかきたてるには十分だった。

だが、意を決し、グイっと飲んでみる。すると……あれ? 何これ? そんな言うほど甘くないよ。意外なことに、さらりとスッキリ。グビグビいけちゃうのだ。むしろ普通のミルクティーよりスッキリしている。メロンのさわやかな味わいに気分はすっかり夏の北海道だ。

調べてみたところ、このメロンミルクティーも間違いなく本物であることがわかった。

ローカル化した商品というのは、現地の人の好みに合わせられているため日本人の口には合わないことも多い。逆も然りだ。だが、メロンミルクティーは、現地の日本人にも好評を得ているという。ちなみに中国ほぼ全土、コンビニやスーパーなどで買えるそうだ。旅行のご予定がある方は一度試してみてもいいかもしれない。

それにしてもなぜメロンとミルクを混ぜようと思ったのかは不明だ。だが、このさわやかさは夏場にピッタリだ。日本でも発売してほしいレベルである。

photo:rocketnews24.
参照元:麒麟 午後の紅茶(中国語)

▼見た目はただのミルクティー、味はさわやかメロン味

▼確かに本物だよ、日本でも発売熱望!