こう寒い日が続くと温かいスープでも飲みたくなるものだ。そこで寒い日にピッタリの冷めにくくスープまで楽しめてしまう食べ物をご紹介したい。その食べ物とは、中国の上海名物・焼小龍包だ。一見肉まんのような形だが、カリカリに焼かれた皮のなかにはアツアツジューシーなスープと肉が入っていて、中国では子どもから大人までに愛されているソウルフードだ。

最近、日本でもよく露店などが見られるようになっているが、本場そのもののジューシーな焼小龍包がいただけるお店を発見した。これは要チェックだ!

本場の焼小龍包が楽しめるのは東京・中野の「中野ブロードウェイ」北側にある『孫ちゃん 上海焼小龍包』だ。「孫ちゃん」と言うだけあってお店のスタッフは全員中国系の方である。

焼小龍包は現地では「中華ファストフード」と言った位置づけだ。こちらのお店でも注文から提供までの時間が短い。まさにファストフードというに相応しい。

見た目は小ぶりな肉まん。がぶっといきたいところだが、かぶりつくとスープが飛び出して危険だ。そして何より旨みの詰まったスープをこぼしてしまうのは、もったいないことである。

したがって次のような順番で食べると良いだろう。まず、れんげの上に乗せて上品に一口だけ食べよう。皮の外側のカリカリ層の下はもっちりしていて食べ応え十分だ。

そして、かじった中にはこぼれそうなくらいの肉汁が入ってる~! しっかりと焼かれた皮に守られているスープはちょっとやそっとで冷めることはない。スープが見えたらすかさずまますすれっ!! 一気に全部をすするとヤケドのおそれがあるので、ゆっくりと、しかし確実にすすった方良いだろう。肉の旨味と薬味、そして皮の甘さが混ざり合ったスープはシンプルながらも大変美味しい。

スープを飲み終わったら、その下からはプリプリの肉が出てくる。皮と一緒にガツガツ食べてしまおう。

焼き小龍包は1つで主食、スープ、メインを楽しめるのである。それにしてもうまい。中野在住の中国人たちも「ここは本当に美味しい」と絶賛しているそうだ。

ちなみにお値段は、焼小龍包4個で380円。1個100円以下と大変リーズナブル。イートインもテイクアウトもOK、晩御飯のおかずにしてもよし! 買い物帰りのおやつにもピッタリ!

なお、『孫ちゃん 上海焼小龍包』には台湾のそぼろご飯「ルーロー飯」や羊肉の串、タピオカミルクティーなどランチメニューやサイドメニューも豊富。こちらもなかなか美味でお勧めでアル。

■ 今回ご紹介したお店のデータ
店名: 孫ちゃん 上海焼小龍包
住所: 東京都中野区中野5-51-1

photo:rocketnews24.

参照元:孫ちゃん 上海焼小龍包

▼焼小龍包は4つで380円、これだけでも結構お腹いっぱいになる

▼ランチメニューのルーロー飯セット(680円)、焼小龍包も2つついてるよ

▼お店のキャラがやけにカワイイ

▼中野ブロードウェイ北側入口すぐ、買い物帰りにも便利だ