日本人ネットユーザーと欧米人ネットユーザーの違いでいちばん大きいのが、受け取った情報に対する思考の違い。日本人はニュースや出来事、情報などをネット上で知った際に「まずは粗を探して否定と批判から入る」傾向があるという。
それに対して欧米人の多くは真逆で、「肯定や率直な感想から入って情報を受け入れ、さらに発展的な意見を出していく」傾向にあるという。特にTwitterでは両者の傾向が顕著にみられるようだ。これは、たひたびネットで話題になることがあるので、知っている人もいるはずだ。
かわいい猫の動画があるとしよう。猫がボールに乗って玉乗りをしている。それに対して欧米人は「かわいい!」や「すごく上手だなあ」と感想を書いたとする。対して日本人の場合は「飼い主の虐待なんじゃないの?」や「なんかやらされてる感があってカワイソウ」などの感想が集まる傾向にあるというわけだ(あくまで例ではあるが)。
このような傾向に対して、海外情報を伝えるジャーナリスト・ティム氏は「日本人と欧米人は情報を得たときの反応が真逆ですが、行きつくところは同じです」と語る。それはどういうことなのだろうか?
ティム氏は「日本人は情報を鵜呑みにしない自分自身のアイデンティティーを大切にしたがる傾向にあると感じています。素直に受け止めると薄い人間だと思われるのが嫌だという人もいました。もちろん民族的な性格も大いにあるでしょうが、結局のことろ、最後には意見を出し合ってどうするべきかを発展的に求めていくケースが多いです。つまり最終的には欧米人と同じようにポジティブな展開になるんです」と、両者を分析している。
ということは、日本人は導入部分でネガティブな意見を出しがちではあるものの、最終的にはポジティブな流れになっていくということだろうか? それってつまり、ツンデレということなのか? それはヒネクレ者ともいえるが、とにかく日本人と欧米人では、ネット上で情報を得たときの反応が大きく違うのは確かなようだ。

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