忘年会シーズン真っ盛り。年末も差し迫って、2011年の仕事を整理をしながら、夜はお付き合いで飲みに行くという人も多いのではないだろうか。また、忘年会を終えてもクリスマス、年越し、新年会と何かとお酒を飲む機会が増えていくはず。

そこで、過去にロケットニュース24でお伝えした内容のなかから、特におすすめしたいお酒の豆知識についてお伝えしよう。お酒の上手な飲み方の参考になるはずである。

・ 覚えておきたい「お酒の豆知識」8選

1. 週5回の居酒屋通いは肝臓にいい! ただし、1回のビールは1リットルまで

日本人科学者の報告によると、約1万人を対象に調査した結果、適量さえ守れば週5日間お酒を飲んでいても、健康効果は得られるという。ただし、ビールなら1回に約1リットル、ワインなら2杯まで。
 
2. 「酒を飲みたい」欲求は遺伝子によって決められていた!?

イギリスの国際研究プロジェクトが研究した結果、「AUTS2」と呼ばれる遺伝子が、お酒の摂取量と何らかの関係があることが判明。この遺伝子の全貌は解明されていないのだが、2万人を調査したところ、遺伝子型が特殊な人は、正常な人に比べて酒量が少ないという結果が出ている。
 
3. 実はアルコールは記憶力を上げる / 嫌なことを忘れるためのお酒は逆効果

テキサス大学の神経生物学者、森川均氏の研究によると、一般に「嫌なことを忘れるためにお酒を飲む」ということが浸透しているのだが、アルコールを飲むと、脳内でドーパミンが分泌される。ドーパミンは「学習情報伝達物質」のはたらきを持っており、潜在意識下の記憶を上げるのである。
 
4. 飲酒時の失態はお酒が直接的な原因ではなく「お酒が羞恥心を鈍らせるせい」という研究結果

ミズーリ大学のバーソロー教授は、飲酒しているグループとしていないグループを作り、それぞれにコンピュータを使った簡単なテストを行った。そうしたところ、飲酒しているグループは問題を間違えたときの反応が鈍ったのである。これは、間違えているという事実を気にしたり恥じたりする機能、つまり羞恥心の低下によるものと結論付けている。
 
5. 「もうお酒は飲まない!」という誓いを繰り返してしまう理由が解明される

ワシントン大学の心理学者らが500人の学生を対象に、オンライン調査を行ったところ、過去にお酒で失態をしてしまったという人でも、良い出来事ばかりが色濃く記憶に残っており、「もうあんな失敗をすることはないだろう」と楽観的に考えて、また同じことを繰り返してしまうようだ。
 
6. ビール3杯は苺パフェ2杯と同じカロリー!? 意外と知られていないお酒の多大なカロリーについて

イギリスの慈善団体「Drinkaware」がダイエットに関する調査を2000人に行ったところ、ほとんどの人がお酒のカロリー計算を行っていた。たとえば、ラガービール500ミリリットル缶3本はイチゴパフェ2杯分、ジントニック2杯はキャラメル4粒など、デザートや菓子と比べるとお酒のカロリーは高いことがよくわかる。
 
7. 忘年会で飲み過ぎたくない方必見! 「BGMを消せば飲酒量が減る」という研究結果

ポーツマス大学のスタッフォード教授は男女80人に、さまざまな状況でお酒を飲んでもらうという実験を行った。そうしたところ、BGMのない場所での酒量は、音楽のある場所と比べて少ないということを突き止めたのである。

8. お酒はヘロインやコカインや大麻やタバコよりも有害

イギリスのDavid Nutt教授の研究チームは、お酒を含むさまざまな薬物について、「死亡率」、「依存度」、「精神への影響」、「社会的影響」、「家庭的影響」、「コスト」などを数値化して評価した。その結果、お酒がもっとも有害であると結論付けている。

以上、8つの豆知識である。

比較的ネガティブなものが多いように思うのだが、1番目に紹介しているように、飲み方を上手にコントロールすると、体に良い効果をもたらすようである。

宴会続きで、思うように酒量をコントロールできないという人もいるかもしれないのだが、これらを念頭に、楽しくお酒を飲んで頂きたいものである。言うまでもないことだが、お酒は20歳になってから!

写真:Rocketnews24