2011年12月20日放送のTBS系「有田とマツコの男と女SP」で、韓国の驚くべき整形観について、韓国人自らが語った。この番組は、人気お笑い芸人有田哲平さんとタレントのマツコ・デラックスさんがホストを務め、50名のゲストを迎えてトークを展開していくというものだ。

番組中盤で「怒れる外国人50名」が、自国の事情や日本での生活についてそれぞれの思いを打ち明けたのだが、日本に住む韓国人が「日本に対する不満」を漏らし始めると、他国の人々からも韓国を半ば非難するような意見が相次いだのである。

彼らが語ったのは、「日本のブスはなぜ整形しないのか」というものだった。この発言を皮切りに、韓国と世界とでは、どうやら整形に対して異なる考えを持っていることが浮き彫りになったのである。以下は、番組で発言された内容の要約である。

「日本のブスはなぜ整形しないのか」、このことについて、韓国人出演者らは次のように補足した。

「韓国では整形は化粧みたいなものです」、「韓国ではブスに対するいじめがひどい」。このことから整形をする方が、快適に生活を送ることができると語ったのだ。

このことについてマツコさんは、「韓国はブスだといじめられるの!?」と驚き、「いじめる奴は、ぶん殴ればいいのよ!」と発言。これに韓国人出演者は「整形すれば殴り合いを避けられる」と反論。するとマツコさんは、「なんで殴り合いを避けるために整形するのよ!」と声を荒げた。

マツコさんはおそらく、日本でいじめに対抗する手段として、整形をするという発想がないために、韓国人の整形観を理解できなかったようだ。しかし同様に理解できなかったのは、マツコさんだけではない。他国の人からは、いじめ回避のために整形するとの発言に、「韓国は表面的な社会。そういう言い方」「(それだと)韓国のオリジナリティ、なくなっちゃうよ」と、かなり厳しい意見が飛び出した。

韓国人出演者からは、「(他の国々には)整形は悪いというイメージがある」と言い、整形のもたらす効果について、「ポジティブになれる」と説明した。また、「親が子どもに整形をすすめる」と話したのだが、やはり整形についての考え方は、韓国と他国との間でかなり開きがあるようだ。

以前よりも日本や他の国々でも、整形についての考え方は開かれたものになっている。だが、ブス(判断基準は個人差があると思うのだが……)という理由だけでいじめをしたり、またその解決策として整形をするというのは、韓国特有の発想のように思われるのだが、いかがだろうか……?