冬の稚内は既に閑散期となっており、あまり観光客の姿は見えない。

よって観光客向けの飲食店もかなりの数が閉まっており、時期を外してきた旅行客はご飯を食べる所を探すのに迷う場合が多いのである。というか、稚内自体あまり外食をするお店が無いためほとんど選択肢がないのだが、そんな悩める旅人たちにぜひ行って欲しいお店をご紹介しよう。

そのお店の名前は『炉端 蝦夷の里』。稚内市街のホテル『ドーミーイン稚内』から歩いてすぐの場所にある居酒屋で、店の前には「小店は 雑魚を焼いて供する 場末の飲み屋です」との紙が貼ってあり、ちょっと不安になるたたずまいなのだが、絶品の焼き魚を提供する穴場の炉端焼き屋なのだ。

店内に入ると薄暗い照明のなか、炉端で焼き物を物静かに焼いている店員さんの姿が見える。ここでのオススメは正直特に無いのだが、一つだけ言えることは「何を食べてもうまい」ということだけ。

お酒の種類も少ないし、うに丼やいくら丼のような派手なメニューも無い。だが、何を食べてもしみじみうまい。

ホッケやニシンをおかずに白飯を食べるも良し、牡蠣酢や塩辛をつまみに日本酒を楽しむのも良いだろう。何を注文してもここでは北の地でしか食べられない美味しさに出会うことができるのである。

写真:ロケットニュース24

▼絶品のホッケ

▼ニシンの塩焼き。中の卵がこれまた美味い。

▼牡蠣酢。ぷりぷりで最高。

▼鮭のルイベ。ヒンヤリした食感の後の鮭の旨味がたまらない。

▼ホタテの刺身。甘くて本当に美味しい。

ごちそうさまでした。