テクノ系の音楽ファンならびに、エレクトロニカ系の電子音楽ファン、そしてサイケデリックな世界に興味のある人に是非とも知って頂きたいゲームがある。それは1995年にスーパーファミコン用ソフトとして株式会社ヴィジットから発売された『ザ・心理ゲーム2 ~マジカルトリップ~』である。

一見、普通の心理ゲームソフトのように思えるが、実は副題である「マジカルトリップ」なるモードがスゴかったのである。

マジカルトリップモードには数種類のBGMとビジュアルが用意されており、当時としては時代を先取りしすぎたテクノ的(トランス的)ミュージックと、ウネウネ・ピカピカしたドラッグビデオ的な映像が再生できるというものだ。

はっきり言って、心理ゲームとは全く関係のないモードであったため、1995年の当時から「なんなんだこのモードは」「やばいな」と密かな話題になっていた。そして15年以上経った今、あらためて曲を聞いてみると……まったく古さを感じさせないのである!

むしろ、スーパーファミコンの音源をフル活用し、よくぞここまで作り上げた!と感心しざるを得ないほどのクオリティなのである。ちなみに、ゲーム界において本格的なテクノミュージックを取り入れた作品といえばプレステ版の『ワイプアウト (Wipeout)』が有名だが、日本での発売は1996年である。(海外では1995年)

YouTubeやニコニコ動画には、『ザ・心理ゲーム2 ~マジカルトリップ~』をリスペクトする有志によって音源が完璧な状態でアップされている。まだ聞いたことのない人はチェックしてみると良いだろう。なお、マジカルトリップの映像のほうは、ウネウネとした動きとピカピカとした光がけっこう激しいので、じゅうぶんに気をつけてご覧になって頂きたい。

参照元:Youtube kawauso002