若者の国際観の調査のため台湾のある団体が台湾の高校生・大学生に対し行った調査によると、調査開始より4回連続で1位が日本という結果が出たそうだ。だが一方で同じ極東国家である中国は最下位、韓国は下から2番目であった。

この調査は金車教育基金が高校5校と大学12校1425名を対象に行った「地球村の一員として―国際観アンケート」である。アンケート結果は以下のとおりだ。
 
「台湾にとって友好的な国」
1位 日本 
2位 アメリカ 
3位 アフリカ(台湾と国交のある国)
4位 中南米 
5位 シンガポール 
 
第1位は調査開始より4回連続で日本という結果であった。

ちなみに、「台湾にとって非友好的な国」は中国が87.9パーセントのブッチギリで1位。ついで韓国が2位、3位はアメリカ、4位は日本という結果だったそうだ。

中国とは政治的な問題が絡んでいることは明らかだ。また、台湾でも韓国ドラマが非常に多く放送されているにも関わらず非友好的な国2位になってしまうとは意外である。

日本は友好的な国第1位の理由としてはやはり漫画、アニメ、ドラマなどの影響力のほか、今年は東日本大震災の支援で日本への注目度が高まったことも影響していると分析されている。だが同時に非友好的な国4位でもあるのにも注目したい。

東日本大震災での支援をきっかけに日本でも存在感を増す台湾だが、同じ調査を日本で行ったらどういう結果になるのだろうか。日台の友好関係が今後も持続していくことに期待したい。

参照元: 自由時報(中国語)