アップル社に関する有力な情報筋によると、2012年3月に同社のタブレット端末「iPad」の次世代機が量産体制に入る可能性があるという。報じられている内容によると、これが「iPad3」なのかそれとも「iPad2」のモデルチェンジしたバージョンなのかは不明とのことだ。いずれにしても、その時期に生産体制が整うとのことである。

この情報は、アップルの情報を専門に扱う「9to5 Mac」が伝えているものだ。同サイトは「Digitimes」の投稿を引用し、次のように伝えている。

「来年3月に、より薄く、バッテリーが長持ちする製品(iPad)の組み立てが開始される」

さらにこの機器には、網膜ディスプレイ(Retinaディスプレイ)とCPU「A6」プロセッサが搭載される可能性もあるとのことだ。問題は発売時期なのだが、早くとも2012年の第3四半期(10月1日~12月31日)ではないかと見られている。

しかしながら、現行版のiPad2はいまだに世界中で売れ続けているため、「アップルが次世代機を早々と市場に投入する可能性は低い」と見ている小売関係者もいるとのことだ。

いずれにしてもiPhone4Sを2011年10月に発売したばかりだが、すでに同社は次の一手に向けて、確実に動き出しているようである。

参照元:9to5 Mac Digitimes(英語)