以前、とある海外のインターネットユーザーが投稿した画像、腰パンならぬ首パンについてお伝えした。これはズボン(もしくはパンツ)を首元まで引きずり上げる、まったく新しいズボンのはき方である。斬新すぎて海外のネットユーザーから高く評価されていたのだが、同じことができないだろうか? と当編集部も挑戦してみた。

そうしたところ、一人で首元までズボンを引き上げるのは困難であることが判明した。しかし、他者の協力を得ると実現できることがわかった。

今回挑戦するに当たって、事前にいくつかのことに配慮した。というのも、一般的なジャージやスエットでは、元祖首パンの男性のズボンのように伸びない。そこで、できるだけ伸縮する素材のジャージを探し、なおかつ販売店でもっとも大きいサイズ(そのお店の最大サイズはLL)のものを選び、挑戦したのである。

履いただけで胸元までは容易に行くのだが、そこからが思った以上に大変だった。肩まで持ち上げようにも、なかなか到達しない。ズボンを履いていた佐藤記者は「痛い! 痛い! 痛い!」を連発。「お尻が痛い! お尻が!」と悶絶したのだ。

「耐えろ! これに耐えれば夢の首パン実現だ!」

と、再三にわたって挫けそうになる彼を勇気付け、ようやく新ファッションの領域にたどり着いたのである。

首パンに到達した彼の勇士をご覧頂きたい。元祖首パンの男性ほど自然ではないが、違和感なく首パンを履きこなしている。ちなみに感想を尋ねてみたところ佐藤記者は、「う~ん、思った以上にナイスです!」と上機嫌の様子であった。

なお、首パンにチャレンジしたいという方は、比較的伸び縮みする素材のズボンを選ぶと良いだろう。一人での実現が困難な場合は、仲間に協力してもらった方が、夢に到達する確率がグンと上がるはずだ。みんなで手を取り合って、自分だけの首パンを極めろ!

写真:Rocketnews24
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▼ よし! 首パンチャレンジスタートだ!
▼ 佐藤「痛い痛い! 無理!」 まだ冒険は始まったばかり。しかし佐藤記者はすでに弱気に
▼ 佐藤「お尻が! お尻お尻!」
▼ おお、8合目まで見えてきた! ゴールは近い
▼ あと一息だ
▼ キター! これだ、これが首パンだ
▼ 首パンで立たせてみた。またのV字は究極状態
▼ 後ろ姿は意外にもセクシー

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