イタリア料理でもパスタと並んで大人気のピッツァ。ピッツァにもローマ風とナポリ風があり、特にナポリピッツァはモチモチした生地の美味しさがたまらない。

だが家庭はおろか小さなイタリアンレストランなどでは、ナポリピッツァを焼くために必要な高い火力を持ったオーブンを導入することが難しく、なかなかピッツァを焼くことができない場合が多い。

しかし、そんな悩みを解決してくれそうな商品が登場した! 株式会社ツジ・キカイの電気式ナポリピッツァ用石窯オーブン『イーナポリ500』である。

この商品は10月19日~21日まで神奈川のパシフィコ横浜で開催されている『Noodle WORLD2011』で展示されていたもので、なんと90秒で30センチ程度のナポリピッツァを焼くことが出来る。

サイズも奥行60センチ程で見た目はかわいい赤色をしたオーブンのようだが、ナポリピッツァの平均的な焼成温度480~550度を維持し連続焼きはもちろん、側面の板は45度ほどしか温度が上がらない安全設計。トングとスクリーンがあればだれでも簡単にピッツァが作れてしまうのだ。

実際に焼くところを見せてもらい、試食もさせて頂いたのだがナポリピッツァのモチモチ感は確実に出ていた! これは美味い。こんなに小さなオーブンで本格的なナポリピッツァを焼くことが出来るなんて、信じられないレベルである。

業務用オーブンなので価格は不明だが、大きなオーブンが置けなくて困っていたレストランの方や自宅に大きなキッチンを持ちナポリピッツァが大好きなセレブ奥様は現物を見に『Noodle WORLD2011』へ足を運ばれてはいかがだろうか? 他にも様々な商品が展示されているので、新たな出会いがあるかもしれない。

参考リンク:ツジキカイ イーナポリ500

▼これがイーナポリ500。石窯にしては相当コンパクトサイズだ。

▼ピザを金属皿(スクリーン)に置きトングで窯へ投入。

▼仕上がりは内臓のタイマーで教えてくれる。

▼90秒後にはマジウマピッツァの完成だ!