人類の歴史で傘が使われ始めたのは今からおよそ4000年前だという。雨よけの下に持ち手があるというシンプルでかつ機能的な形状は今日まで大きな変化はなかったと言ってもいいだろう。さらに進化した雨具の開発は人類の課題である。

そんな中、我々の常識を覆す雨具が韓国で開発されていたことが判明した。傘でもない、カッパでもない、この新発想の雨具の名は「UFO CAP」だ。

「UFO CAP」を開発したのは韓国にある高麗産業株式会社だ。「UFO CAP」は発売以来話題となり、なんと2002年には国際特許博覧会で金賞を受賞した由緒正しき雨具なのである。同社によると「世界で初めてハンドフリーで使用可能な傘の開発に成功した」とのことだ。

傘とカッパを融合させたユニークな形状は、使用時は両手が完全にフリー。これなら雨の日に自転車にも乗ることもできれば、やんちゃなお子様にも安心である。

以前ご紹介した中国の自転車用レインポンチョと甲乙つけがたい。

使い方はいたってシンプル。コンパクトにたたまれたUFO CAPをとりだし、わーっと横に振れば自然に開くそうだ。それを頭からスポっとかぶるだけ。お子様からお年寄りまで難なく使用できるだろう。

まさにこれさえあれば、天気に左右されず屋外活動ができる。まさに人類が待ち望んだ夢のアイテムではないだろうか。

商品紹介ページでは、キッズモデル達が商品を紹介しているが、サイズはベビーから大人までの4サイズ展開だ。

同社によると、国外での販売もされているそうだ。主な輸出先はシンガポール、メキシコ、日本となっている。日本では見たことがない気がするが……UFO CAPがあれば話題独占は間違いなさそうである。

参照元:高麗産業株式会社(韓国語)

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