日本で人気があるカレーレストランのひとつに『ゴーゴーカレー』がある。そこそこお客さんが入っている成功したカレーレストランチェーンのひとつといえるだろう。衝撃的な美味しさというよりも、安定した定番の味を堪能できるカレーレストランである。

今回は、そんな『ゴーゴーカレー』のニューヨーク・マンハッタン支店に行って、ほんとうに美味しいのか確かめてみることにした。はたして、日本と同じ味を提供することができているのだろうか?

結論からいえば、美味しかった。記者はボリュームのある『グランドスラムカレー』(12.50ドル / 約960円)を注文して食べたが、飽きることなくすべて食べることができた。韓国人や中国人のお客さんが多く入っていたので、ニューヨーカーだけでなく各国の人々に人気なのだろう。

しかし、日本人観光旅行者がわざわざ食べに行く価値があるかといえば、けっこう難しい。日本とほとんど同じ味をしているがゆえ、日本人旅行者が行っても感動を感じないのは確かだ。だが数カ月や数年も会期外に滞在している日本人にとっては、手軽に日本のカレーを食べられるわけで、とてもありがたい貴重な存在だろう。

だが、ひとつだけワガママを言わせてもらえるならば「日本人観光旅行者でさえ行きたくなる仕かけが欲しい」と言いたい。ラーメン屋の『一風堂』ニューヨーク店は短期の日本人旅行者が行っても楽しめるメニュー作りがされているし、『博多トントン』ニューヨーク店もユニークで美味しい料理が用意されている。

「現地の人たちのために作った店」と言われればそれまでだが、贅沢をいえば、やはりもうひとつ仕かけが欲しいのも確かなのである。日本のものをそのままニューヨークに持っていっただけでなく、目に見えてわかる個性が欲しい。

取材に同行した『TVチャンピオン・デカ盛り王選手権』準グランプリ のりすけ氏は『ゴーゴーカレー』について「確かに美味しいカレーですが、良くも悪くも無難な味。美味しいけれど、もっと心が躍る何かが欲しいんですよね。もっともっと冒険したカレーを作ってほしいですね。しかし美味しいのでカレーとしては満足ですよ。もっと辛いほうが味が際立って好きですけどね」と語っていた。

写真: RocketNews24.
協力: TVチャンピオン・デカ盛り王選手権 準グランプリ のりすけ氏
Coverage: Kuzo