もう肌寒くなってきたけど、鍋を食べるにはまだちょっと早いかな……という季節。

なんとなくだけど、季節の変わり目で体力も落ちるし、仕事の帰りには七厘を囲んでモクモクとした煙のなかホルモンで一杯やって力をつけたいなぁ~、と思っている人たちは多いのではないだろうか?

そんな人たちに行って頂きたい、ほとんどの人が必ず満足するであろうコスパ・味ともに最強のホルモン焼き店を都会の外れで発見した。そのお店の名は『ホルモンセンター 丸ちゃん』である。

記者は1回このお店に行った後、自宅からかなり遠いのだが絶対に通いたいと思うほどハマってしまった。それぐらいここはお世辞抜きで本当に良いお店だ。褒めているだけでは分からないと思うので、早速その理由について以下に記すことにしよう。

■肉類は味・ボリューム共に最高。更に安い
まず頼んで頂きたいのは、牛タン塩(980円)。値段だけ見ると他店とそう変わらないように思えるが、ボリュームは2倍以上あるのではないだろうか。しかもタンの部位も柔らかく脂の乗った厚切りの芯タンから、歯ごたえと旨味の楽しめる薄めにカットしたタン先の方まであり飽きさせない。肉の切り方にもこだわっていることが伺える。

その他のカルビなども美味いのだが、やっぱりオススメはホルモン類である。丸ちゃんホルモン(580円)はプリップリでとても大きな丸腸が、甘辛い味噌に絡めて提供される。ホルモンもかなり良質のものを使用しているようで、臭みがなく脂のトロトロ感と腸のコリコリが一度に楽しめる、最高の味である。

■キムチ類がありえないぐらい美味い
『ゴッゾリ』というキムチを食べたことがあるだろうか? 私も焼肉店には良く行くのだが、いままで食べたことがなかった。もしかするとこの店オリジナルのものなのかもしれないが、ここのキムチは本当に美味しい。本場のキムチは酸味が強すぎるという人もいたり、日本のキムチは逆に甘すぎるという人もいるのだが、ここのキムチは生の白菜やキュウリ、大根をお店独自のタレでニラなどの薬味と和えており、どちらが好きな人でもきっと満足できるはず。

しかも380円という低価格にもかかわらず、お皿いっぱいに盛ってくれる気前の良さ。同業者の人が来たら、確実にマネしたくなる味ではないだろうか。

■店員さんが親切
ドリンクや料理の提供も早く、ぶっきらぼうな接客も全く無かった。腰が低く料理も色々とオススメしてくれるので、一見さんでも非常に優しく接してくれる。低価格店なのに、料理の美味しさだけでなく気持よく食事をすることができた。

褒めちぎってしまったが、それだけ素晴らしい店であることは間違いない。現在は品川区の鮫洲と中延の2店しかないが、是非ホルモン好きの方には足を運んで頂ければと思う。

写真:ロケットニュース24
参考リンク:ホルモンセンター 丸ちゃん(鮫洲店)

▼見よ!この牛タンのボリュームを

▼大根ゴッゾリ。聞きなれない名前のキムチだが、味は間違いない。

▼丸腸ウマすぎ