VISAカードがコンビニやスーパーで売られているのをご存じだろうか? これは、正真正銘のクレジット会社VISAが認めた公式VISAカードであり、1枚約380円で販売されている。

重ねて言うが、嘘とか偽物とかではなく、本当にVISAカードとして使えるVISAカードである。これを買えば、クレジットカードがなくてもクレジットカードのようにオンラインショップやレストラン、ショップで使用できるのだ。もう一度言おう、嘘でもネタでもない。

VISAカードが売られているのは北米のコンビニやスーパー、ドラッグストア。ガムやクッキー、コンドームなどと同じように陳列されており、だれでも購入できる。このカードの売り文句は「銀行口座も、信用もいらない」だ。つまり、ほんとうに誰でも持てるのだ。

このVISAカードの正体は、VISAデビットカード。つまり、日本のスルガ銀行や楽天銀行が提供しているデビットカードとほぼ同じものであり、銀行と契約したり口座を作ったり、信用情報を確かめられることなくVISAデビットカードを手に入れられるのである。

デビットカードの仕組みはクレジットカードとちょっと違う。デビットカードは、銀行口座にお金が入っているぶんだけしか使用することができない。つまり、使いすぎて借金になることがない。また、使用すれば即座に口座からお金が引き落とされるのも特徴だ。不正利用されれば、すぐにわかるという利点もある。

デビットカードはクレジットカードが使えるオンラインショップやレストラン、お店などで使用することができる(一部使えない店やサービスもある)。よって、借金だらけでクレジットカードの審査が通らない人や、使いすぎが怖くてクレジットカードを持ちたくない人、旅行時の不正利用を防ぎたい人たちに人気のサービスである。

日本でVISAデビットカードを手にするにはスルガ銀行や楽天銀行と契約する必要があったが、北米のコンビニでチョコレートを買う感覚で購入できてしまうわけで、面倒な手続きいらずな状況となっている。

銀行口座がないのに、どうやってお金を払っていくのか? その方法は簡単。前もってポイントとしてお金を前払いしておき、前払いした分だけ使えるという仕組みだ。最初から100ドル分が入っているVISAカードも売っているし、0ドル状態で売っているVISAカードもある。前払いを続けておけば、そのVISAカードは有効期限までずっと使い続けることができる。

これを販売しているスーパーの店員に聞いたところ、クレジットカードが使える所ならどこでも使えるそうだ(あくまで店員の話だが)。日本で使用していないのでハッキリしたことは言えないが、クレジットカードが使える所で使えるならば、日本で使えてもおかしくない(断定はできないので買うなら自己責任で)。

これにより、子どもでもVISAカードを持ったり、クレジットカードを作れない破産者でもVISAカードを持てたりするかもしれない。少なくとも、北米ではそれが可能となっている。ちなみに、購入したVISAカードの番号を維持するには毎月数百円の手数料がかかる。しかし、一定額以上を使用すれば手数料が無料となる。

写真: RocketNews24.