現在、世界中で感動を呼んでいる動画が話題になっている。動画のタイトルは「29 years old and hearing myself for the 1st time!」。生まれつき聴覚に障害のある29歳の女性が、生まれて初めて自分の声や人の声などを「聞いた」時の映像である。

彼女は8週間前に人工内耳の手術を行った。人工内耳とは、体内部と体外部に、それぞれ機器を設置して、電気信号を直接聴神経に送り込むという技術である。

緊張の面持ちで、医師による人工耳(人工内耳)のセッティングを待つ女性。医師は耳の後ろに装着された外部機器の電源を入れ、パソコンのモニタで動作をチェック。「よし、ちゃんと動いている」……とその時だった。

生まれて初めて自分の耳から「聞こえた」音に、29歳の女性は輝くような笑顔を見せてから、感動のあまり嬉し泣き。「私の声が聞こえる? 自分の声が聞こえる?」という医師の問いに対しても、感極まりながらコクリと頷く。彼女は確かに聞こえているのだ!

この動画は現在までに約34万回再生されており、1万7000人以上のユーザーたちより高評価を得ている。何度見ても、心に響く感動映像。必見である。

参照元:Youtube sloanchurman