2011年9月15~17日の日程で開催される『東京ゲームショウ2011』(以下:TGS2011)。昨年は194社が出展し、アメリカ・イギリス・韓国・中国など海外14の国の地域からも企業が参加した。

昨年はソニー・コンピュータ・エンターテイメント(SCE)がプレーステーション3用のコントローラー「Playstation Move」(プレイステーション・ムーブ)を、マイクロソフトはXbox360用の「Kinect」(キネクト)をそれぞれ発表した。飛んだり跳ねたり動き回ってキネクトの機能をアピールするマイクロソフトに対して、黒と白を基調にした衣装でシックな装いのSCEのコンパニオン。2社は好対照であり、それぞれの強みを強烈に印象付けた。

果たして今年は、各社どのようなコンパニオンたちの装いで来場者を出迎えてくれるのだろうか? 開催目前のTGS2011に期待が膨らむのだが、おさらいをかねて昨年の美人コンパニオンたちの画像と共に、2010年のイベント内容を振り返ってみよう。

昨年のTGSは開催20回目にあたり「GAMEは、新章へ。」をテーマに日本だけでなく、海外の企業も多数出展していた。来場者数はそれまでの記録を大きく上回り20万人に達し、今年はさらなる来場を見込んでいるという。来場者の関心を強く引いたのは、3D(立体視)技術を用いたゲームだったのではないだろうか。

大手メーカー各社は、従来の人気ゲームの3D版を投入し、『新章』と呼ばれる時代に相応しいタイトルを続々発表。またSCEとマイクロソフトは、ゲームコントローラーの概念を覆すような斬新なアイディアで、来場者に驚きを提供したのである。

そして迎えた2011年、テーマは「心が躍れば、それがGAMEです。」。事前に開催された各メーカーのカンファレンスを見る限りでは、昨年を越えるほどのビッグタイトルが登場する予感がしている。SCEからは『PS Vita』と同機のタイトル18本、スクエニからは『ファイナルファンタジー XIII-2 』、『デウスエクス(DEUS EX)』など。バンダイ・ナムコゲームスは人気漫画『ONE PIEICE』を題材にした『ONE PIECE無双』など。

いずれもどのような作品に仕上がっているのか、大変気になるところだ。

また会場を華やかに飾る各社のコンパニオンたちが、どのような衣装をまとっているのかにも注目したい。ちなみに一般公開の9月17~18日に先立って、ビジネスデー(15~16日)が設けられている。ロケットニュース24もビジネスデーに参加し、会場の様子をいち早くお伝えしたいと思う。

写真=Rocketnews24