アメリカに本社を置く大手自動車自動車メーカーのフォードが、最近新しい自動車のコンセプトモデルを発表した。車体はフロント・リアドアともに跳ね上げ式の「ガルウィング」で、とても格好いいルックスをしている。しかし、この車両の素晴らしい点は見た目だけではない。クラウドコンピューティングの概念に基づき、車の操作パネルを通じて、仕事や生活のさまざまな分野にアクセスできるのである。

この車両は「Evos」と名付けられたコンセプトモデルだ。環境に配慮した電気駆動の自動車で、4つのガルウィングが印象的である。しかし、この車両の本当の魅力は、派手な見た目ではない。「cloud connectivity」と呼ばれる機能を備えており、これにより車を越えた能力を発揮するのである。

たとえば出勤前に家でTVニュースを見たり、音楽を聞いていたとする。出勤時間になって、車に乗り込んだときには、見ていた番組や聞いていた音楽の続きが流れるという。そしてガレージから車を発進させると、車からシグナルを送信されガレージは自動で消灯、シャッターを閉めることもできる。

またドライバーの運転癖を感知して、もっとも快適なドライビングをサポートする。特定のドライバーだけでなく、他の運転者を認識し、その人それぞれに合ったサポートを提供してくれる。さらに喘息などのアレルギーを持っている人のために、車外の空気をセンサーで監視し、目的地までより快適に移動できるルートを提案するという。

バッテリーの管理も車両が自動で行い、いつどこでチャージをすれば良いのかも教えてくれるという。ドライバーは何も心配することなく、常に安全で快適なドライビングを楽しむことができるようだ。

これは是非とも、早い段階で実用化して頂きたいものだ。機能面の素晴らしさもさることながら、ガルウィングもかなり魅力的ではないだろうか。

参照元:DVICE(英語)