CGか、単なる撮影ミスか、はたまた時空への入り口か……。ある素人カメラマンが撮影した写真がネット上で話題になっているのだが、みなさんはこれが何かおわかりだろうか。

実はこれ、夜空に光輝く星なのだ。一晩かけて撮られた「星の軌跡」である。なんとも美しいではないか!

撮影したのは、アマチュアカメラマンのリンカン・ハリソンさん。彼は、オーストラリア南東部の都市ベンディゴにあるエパロック湖で、真冬の寒空の中、夜通し星空を撮影し続けたそうだ。「日没から日の出まで、だいたい15時間ぐらい凍えながら撮り続けました」とのこと。

こんなに美しい写真を撮るのだから相当の腕前の持ち主かと思いきや、プロでないうえに、彼が趣味として写真撮影を始めたのはほんの1年前だというから驚きだ。きっかけは、去年の10月にいらなくなった私物をインターネット上で売ろうとしたことだという。ネットに掲載するための写真を撮りたくて、「どうせならいいものを」と思い、当時発売して間もなかった「ニコンD3100」を手に入れたそうだ。

気付くと、1週間後には8個ものレンズを購入するほどカメラにどっぷりハマっていたという。「あれ以来、少なくとも週に2~3回は撮影に行きます。主に風景や星を撮るのが好きですね」とのこと。

ネオンが輝き、空気汚染も進む都会では星ひとつなかなかきれいに見られないことを想えば、彼が撮影した星の軌跡はまさに奇跡である。

参照元:Mail Online(英文)