多くの犠牲者を出した3月11日の東日本大震災。地震直後からインターネット上には様々な画像や動画がアップされてきたが、震災から数カ月が経過してからも新たな映像が続々と公開されている。

今回ご紹介するのは、3月11日のちょうど5カ月後にあたる8月11日にYouTubeにアップされた「津波 TSUNAMI and an earthquake and run away people」。撮影場所は福島県内だという。

動画の時間は11分27秒。海近くにある建物の上階から、太平洋を撮影している。動画開始後しばらくは、撮影者も笑い声を交えてカメラを海に向けていたものの、波が堤防を乗り越えた6分すぎから状況は一変。

流される自動車。転覆しそうになる船。波に飲み込まれていく街……。撮影者たちの緊迫度も増し、「ゲー……まじかぁ……」、「飲まれてる飲まれてる」、「ハンパじゃねえ……」、「尋常じゃねえ……」、「海だ」と驚きの声をあげている。津波警報のサイレンが鳴り始めたのは、撮影開始から約9分後のことだった。

この動画に対し、YouTubeの視聴者コメント欄には
 
「津波の恐ろしさを痛感させられる映像でした。。。」
「いままで見た東日本大震災の映像­の中で一番衝撃的でした。」
「初めは笑っていた人たちの声のトーンがだんだん低くなっていく様­子が印象深い。」
 
との声が。また、この動画をアップロードしたユーザーは「閲覧は興味本位でも構いません。どうか被災地のことを日本国­中、他府県民、万人誰しもが風化させぬよう御願い致します。」とコメントしている。

参照元:Youtube cohite1006