大阪府の教員採用試験で信じられない事態が発生した。この試験は2011年7月17・24日の2日間行われ、8月10日に受験者に結果が郵送されたのだが、その翌日にYoutubeに筆記試験と面接の一部始終が映された動画が投稿されたのである。

投稿者はみずから撮影した映像に対して、「大阪府教員試験(面接で100点満点中4点と評価された人の動画)」と説明している。すでに削除依頼が出されているようなのだが、なぜか削除された動画が再アップされているようだ。

このことについてインターネットユーザーからは「こんな人が自分の先生じゃなくてよかった」や「試験に合格する気ないなら他の真剣な受験者が迷惑なので消えて無­くなってください」など、厳しい意見が相次いでいる。

この動画の説明では、投稿者は大阪府のとある学校の英語教師の試験を受けたとのこと。筆記試験ではマークシート式の回答用紙にすべて「3」をマークして提出。また面接では、4点と評価されたという。その結果、合格点に至らず不合格となった。公開されている動画には、大阪府教育委員会からの結果通知を報告するものも含まれており、それによると試験結果は最下位であったようだ。

さらにこの人物は、8月19日に同教育委員会から動画についての問い合わせを受けているのだが、その内容の一部まで音声でYoutubeに公開しているのである。このことについて、インターネットユーザーからは次のような意見が寄せられている。
 
・教員試験の一部始終をYouTubeに公開した人物について、ネットユーザーの反応
「犯罪は、犯罪だな、議論の余地はない」
「やって良い事と悪い事の区別も出来ない人に教師になって欲しくない」
「こんなことしてるから、落ちるんですよ(笑)」
「被害届出す方向だから立件されたらやばいね」
「あなたには人として大きく欠損している部分がある。面接官はすぐにわかったのでしょう」
「よくこういうことできるよね~、人間として最低ですね」
「面接で人物の性格を一発で見抜けたこの担当教官は大変優秀なようですね」
 
……など、厳しい意見が相次いでいる。ちなみにこの投稿者は、大阪の私立高校と埼玉県教育委員会との電話のやり取りまで音声で公開おり、自ら問題の規模を拡大しているような状態である。一部のネットユーザーが指摘するように、各教育委員会から被害届けが提出された場合には、立件される可能性も否定できないのではないだろうか。今後の動向が注目される。

参照元:Youtube kikakugai1