エクソシストという言葉を聞いたことがあるだろうか? かの有名なホラー映画『エクソシスト』(The Exorcist)を見たことがある人にとっては、なじみのある言葉だと思う。それはキリスト教聖書に基づいた「悪魔ばらいの祈祷師」(以下、悪魔ばらい師)という意味である。

悪魔召喚士が悪魔を呼ぶのに対して、悪魔ばらい師は悪魔を追い払う存在というわけだ。カトリック宗派では通常、司祭に「悪魔ばらい」の役割が与えられている。しかし慢性的な悪魔ばらい師不足により、現在はなんと美少女の現役女子高生がプロの悪魔ばらい師として世界中で大活躍しているそうだ。

カトリック教会の総本山であるバチカン市国が明かしたところによると、現在抱えている悪魔ばらい案件は7万件。依頼の電話は世界中から1カ月に1000本のペースでかかってくるそうだ。 あまりの依頼の多さに司祭だけでは対応しきれなくなったため、教会側は素人をプロの祈祷師に育てる悪魔ばらいの養成学校を設立。そして現在、この学校を卒業した、100チーム以上の祈祷師達が世界で活躍しているそうだ。

十字架を手にポーズをとるサバンナ・シャーケンバックさん (19)と、ブリンネ・ラーソンさん (16)も、神のお告げを受け、悪魔ばらいの養成学校を卒業したプロの祈祷師だ。

悪魔ばらいには2つの過程がある。 一つは依頼人の内面と向き合い、過去の経験からトラウマとなっている出来事があればそれを取り除くこと。 たとえば、子どものころに虐待された経験がある場合、「暴力」という悪にとりつかれているなどのケースがある。

そしてもう一つが実際に悪魔を追い払う儀式だ。 悪魔ばらい師達は聖書を読んだり、呪文を唱えたりしながら依頼人の内に潜む悪を呼び出し、その呪いを解くそうだ。通常、この過程は危険を伴うため、男性2人が依頼人を押さえる中で儀式は行われる。悪魔を追い払う最中、依頼人が突然暴力的になることがあるからだ。時にその力は成人男性の7倍ほどにもなるらしい。

悪魔ばらいのチームを先導する宣教師ボブ・ラーソン氏は、10代の女性は悪魔を追い払う能力が特に高いと語る。 祈祷師になった彼女達が、原因不明のうつ病や頭痛に苦しむ人を救った事例もたくさんあり、その都度依頼人は、あらゆる恐怖や苦しみから解放され喜びに涙するそうだ。

女子高生悪魔ばらい師であるブリンネさんは、これまでチームとともに、日本を含め、世界中を訪ねているメンバーの1人。結果、多くの人々の魂を救ったことに、とてもやりがいを感じていると語っている。

参照元:Daily Mail(英語)

▼これが悪魔祓いガールズたちだ!

▼悪魔祓い養成学校で講師を務めるボブ・ラーソン師

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▼これが悪魔祓いチームの集合写真だ!