東京・羽田駅空港の第2旅客ターミナルに、コカ・コーラの新しいドリンクマシン「フリースタイル」が登場した。これは、14種のベースドリンクと、約10種のフレーバーをかけ合わせて、なんと112種類ものドリンクを楽しめる画期的なドリンクディスペンサーだ。

あまりにもメニューが多いために、どれを飲もうかと迷ってしまう。記者(私)もさっそく試してみたが、組み合わせによっては絶品ドリンクになることも! コーラ混ぜ混ぜうめぇーっ! 今回は、フーリースタイルでの美味しいドリンクの作り方をお伝えしよう。

このマシンは、もともとアメリカで先行的に設置されていたもの。フロリダ州の飲食店8店舗で試験的に導入され、若い世代を中心に好評を得ている。それを追う形で、日本でも同日に羽田の第2旅客ターミナル「エアポートダイナー」に設置されたのである。

ドリンクの種類はすさまじいほど多くあるのだが、うまい組み合わせで混ぜると非常に美味しいドリンクを作ることができる。

大切なのは、相反する味を一緒にしないことだ。たとえば、レモン・オレンジ・ライムなどの柑橘系の味と、バニラ・ストロベリー・ラズベリーなどの甘味系の味を一緒にしてはいけない。甘味フレーバーは柑橘系フレーバーよりも、ずっと味が強く、さわやかさと甘さが衝突してしまう。したがって、同じ系統の味を重ねるようにブレンドするととてもおいしくなる。

記者が気に入ったのは、ライムフレーバーのコーラと、同じくライムのリアルゴールドだ。この組み合わせは、ライムコーラのさわやかなフレーバーが口いっぱいに広がった後に、追いかけるようにリアルゴールドのテイストを楽しめる。ライムで統一しているために、非常に安定感があり、安心して味わうことができるのである。

意外に使えそうなのが、クラブソーダだ。これは炭酸水なのだが、濃すぎたフレーバーを中和するのに重宝する。基本的に個性の強い味が多いので、クラブソーダや水を上手に混ぜて、自分好みのドリンクを作ってみてはいかがだろうか。ただし、飲みすぎには十分に注意して欲しい。

写真=ロケットニュース24

▼ 14種のベースドリンクから選べる