プロレスラー長州力が所属するプロレス団体リキプロ(RIKIPRO)が、Twitterで書き込みを続ける「ニセ長州」に対し本気でブチギレた。

以前、本誌でも「長州力のTwitterは掟破りのニセ長州だった」といった趣旨の記事をお伝えしたが、そのニセ長州が俳優の高岡蒼甫さんに対しつぶやいた「FNS27時間テレビ2011」についての発言が、ついにリキプロの逆鱗に触れた形だ。

ニセ長州力は29日、高岡蒼甫さんに対するかたちで
 
「@tkok_sosk_8228  「新聞・テレビはすべて正しく公平である」という意識が日本人にある限りこの国は変わらないよ。ついこないだの27時間?テレビをやってたテレビ局、あれおかしいよ。被災地にちょうど炊き出しに向かう最中に車内でふざけた番組見てしまい憤りを覚えたよ。」(引用)
 
とコメント。この発言が、あたかも本物の長州力が発言したかのように一人歩きし、長州サイドは激怒しているのである。そしてリキプロは31日、公式サイトに「ご報告」というタイトルで、Twitter上における長州力のなりすまし人物の発言に関する見解を発表。

ニセ長州の発言は、当然ながら長州力本人の意見ではなく、
 
「むしろ3月11日の震災以降、バラエティ番組や、そこに出演されているタレント様、お笑い芸人様たちの重要性と必要性に関しましては本人が各取材の中でお答えしてまいりました。」(引用)
 
とし、さらに、
 
「本件における今後の対応といたしましては、この人物に対しこの場をアカウントの削除の最終警告とし、今後もこのような第三者を咎める発言をした場合は顧問弁護士と協議した上で法的措置に移行させていただきます。」(引用)
 
と、ニセ長州に対し法的処置も辞さない構えを見せている。

この世には、絶対に越えてはならない人としての一線がある。ニセ長州力は、その一線を「またいで」しまったようだ。Twitterでのなりすましやデマには、十分に注意したい。

参照元:リキプロ、Twitter choshu_riki