牛丼と言えば、薄切りの牛肉と玉ねぎを甘辛いつゆで煮たものを思い出す人がほとんどではないだろうか。しかし、そんな考えを取り払うかのような斬新な「焼き牛丼」を出す店が7月20日、新宿にオープンした。

その店の名は「東京チカラめし」。金の蔵Jr.や東方見聞録などの居酒屋チェーンを経営する三光マーケティングフーズが経営元のようだが、吉野家やすき家、松屋の三強がひしめく厳しい牛丼業界に出店するとは、相当自信があるに違いない。早速食べに行ってみたぞ!

注文は最近吉野家の一部店舗でも使用している、タッチパネル式の券売機で行う。現在はキャンペーン中で、通常価格320円の焼き牛丼並(味噌汁付)が280円のようだ。記者はサラダセット(420円)を注文することにした。

着席後、店員が水を持ってきて注文を受けてくれる。その後すぐに卵とサラダが来たので、サラダを食べることに。ドレッシングは和風とフレンチの2種類あり、和風をチョイス。いたって普通のコーンがかかったキャベツの千切りサラダである。

その後しばらくして本命の焼き牛丼と味噌汁が到着。おおっ、スゴいインパクトだ! 並なのに焼いた牛肉がたっぷり盛られ、見えないが下に炒め玉ねぎが敷いてある。これはうまそうだ。

早速食べてみると、香ばしく焼かれた厚みのある牛肉と、甘みが出るまで炒められた玉ねぎが非常に美味しい。なかでも特筆すべきは、セットの卵である。ボリュームがあるので途中で飽きてくる人もいるかと思うが、溶き卵に牛肉をつけて食べることで焼肉からすき焼きに味が変わり、飽きずに食べることができる。

また、通常牛丼には紅しょうがが付けあわせとしては一般的だが、ここではお寿司に付いてくるガリが紅ショウガの代わりとなる。これも程よい酸味と甘酢で脂っこくなった口の中をさっぱりさせてくれる、最高の付けあわせだ。

焼き牛丼のバリエーションはキムチ、チーズ、ガーリックねぎと三種類。その他メニューは普通のカレーから焼きチーズカレー、エビフライやメンチカツ、からあげがセットとなった焼肉定食まで幅広くあり、牛丼店とは思えない品揃えである。煮た具材がかかっている牛丼ももちろん美味しいが、この「焼き牛丼」は牛丼界に新たな革命が起きる程の美味しさを持つ商品だと感じた。

現在は埼玉の大宮と東京の池袋、新宿、人形町の4店舗しかないが、7月25日には神奈川の川崎に出店予定とホームページには記載されていたので、今後も出店を続けていくのだろう。もし近くに店舗があったら、是非食べてみることをオススメする。

参照元:東京チカラめし
写真:ロケットニュース24

▼店舗前には花が飾られていた。

▼注文はタッチパネル式。どれもリーズナブルな価格だ。

▼たっぷりの肉の下には、炒め玉ねぎが。