とある掲示板サイトに、レンタサイクルに関する相談が投稿され物議をかもしている。相談の投稿者は、自らが借りた自転車をレンタサイクル店に返却しないまま、店舗近隣に放置した。それにも関わらず、お店からの連絡をうとましがり、携帯電話を着信拒否設定に。郵送で延滞料金の催促を受けたことに腹を立て「非常識」と批判しているのだ。

この書き込みにインターネットユーザーは激怒、「非常識はあなた(投稿者)だ」、「自転車を放置したあなたが悪い」との指摘が相次ぎ、炎上状態になっている。

この投稿者は2011年のゴールデンウィークに、旅行先のレンタサイクル店で自転車を借りたという。そして、観光したのだが、帰りの時間がギリギリになってしまい、駅に自転車を置いて帰ったそうだ。

投稿内容には明記がないのだが、どうやら駅とお店は近かったと思われる。数日後、催促の電話がかかってきたのだが、投稿者は当然返却できない。しかし、そのことを逆手にとって、「駅に置いてあるのに探してないのはレンタサイクル店の怠慢ですよね」(原文まま)と批判している。

さらに、携帯電話を着信拒否設定にしたのである。すると、

「先月末に内容証明郵便が届き、レンタサイクルの延長利用料として10万近い金額を払えと書いてありました」(原文まま)

おそらく、お店側はレンタルの際の契約書に則って、正式な延長利用料金を催促したのだろう。だが、これに対して投稿者は、

「無視していいですよね。だいたい、自転車は10万もしないのに無茶苦茶です。非常識です!」(原文まま)

誰がどう考えても、きちんと返却せず、また自らの事情を説明しなかった投稿者が悪いだろう。お店が催促するのは当然のことだ。自らを省みず、お店を非常識という権利は、投稿者にはない。この投稿にネットユーザーは激怒している。

・ 自転車を返却せずにレンタサイクル店を批判する女性への、ネットユーザーの反応

「非常識極まりないですね。もちろん、あなたがです。以上」
「内容証明を軽く見すぎですよ。自転車を駅に放置したあなたが悪いです。今すぐにお金払うべき!! 無視したら多分訴えられます」
「無視してもいいです! そして相手からの訴訟で、延滞金を含めた費用をしっかり払わされる事になって下さい」
「100パーセントあなたの過失なので、払わないとダメですよ。無視し続けて訴えられたら、100パーセント負けますよ」
「その店には駅に乗り捨てOKの規約があったのですか? ないのに、電話一本せずに乗り捨てたんですか? 身元がばれている状況で。それは、「二十歳を超えた大人がとんだバカをしたものだ」としか言い様がないですね」
「非常識なのは、おまえだろ……」
「レンタサイクルを利用したことがないのでわからないのですが、普通借りたものは返しに行きませんか? 幼稚園の子供だってわかりますよ?」
「せめて一言「時間がないから駅に置いておきます。申し訳ありません」と連絡してから帰れば良かったのに。本来お店に返すべきだから、それすらルール違反なんですが。非常式なのはあなたの方ですよ」

……など。投稿からわずか数時間の間に、100件以上のコメントが寄せられている。そのいずれも、投稿者に非があると指摘している。ネットユーザーが言うように、投稿者は速やかに対処するべきではないだろうか。