6月9日は、ギターのレスポールモデルの生みの親、レス・ポール氏の誕生日。それにちなんでGoogleのトップに不思議なロゴが登場した。実はこれ、ギターを模したもので、弦の部分にマウスカーソルを合わせると、ギターの音が出るのだ。さらにキーボードで演奏も出来る仕様になっている。

1951年生まれのレス・ポール氏は、ギターリストであり、ギターの開発者でもあった。彼の名を冠した「ギブソン社」のレス・ポールモデルは世界中で支持され、プロミュージシャンでも愛用者が多い。特に有名なのが、レッド・ツェッペリンのジミー・ページ、元ガンズアンドローゼズのスラッシュなどだ。

2008年には彼の功績を讃え映画「レス・ポールの伝説」が公開されている。この作品には、キース・リチャーズ、ジェフ・ベック、ポール・マッカートニー、 エドワード・ヴァン・ヘイレン、B.B.キング、スティーブ・ミラーなど、大物アーティストが多数出演している。出演者の顔ぶれを見るだけで、どれだけ偉大であったか、うかがい知ることができるだろう。

6月9日に公開されたGoogleロゴは、弦に触れるとギターの音色を楽しむことができる。また、中央のボタンを押すと、パソコンのキーボードを楽器のように扱うことができるのだ。ボタンが赤く光っているのを確認し、キーボードを「半角」にして左側からキーを押して行くと、音階を奏でることが可能だ。

たとえば「Q・W・E・R・T・Y~」の順番に押すと、音階順に音が鳴るのだ。ぜひ、Googleのトップページを確認し、キーボードを楽器にして楽しんで頂きたい。

参照元:Google