中国の若きデザイナーが手掛けた、未来型のカーデザインが注目を集めている。この車両は、ユアン・チャンさん(21歳)の作品で、「ヴォルクスワーゲン・アクア」と名付けられている。中国の多様な地形でも走行できるように、タイヤを持たないホバークラフトなのである。

彼女は西華大学を優秀な成績で卒業し、現在は車両などの輸送に関するデザインを学んでいる。ヴォルクスワーゲン社が開催する、「中国のオフロード車」をテーマにしたカーデザインコンテストで注目を集め、選抜候補に抜擢されたのだ。

彼女の考えるオフロード車は、湿地や池、沼などを自由に走れるホバークラフトだ。タイヤのついた車両では、走行できない場所でも、ホバークラフトなら自由に走ることができる。車体下のメインファンで浮遊し、後方4つのファンで推進力を得る。

もちろん、自然環境に配慮した設計が施されている。水素燃料電池が原動力だ。もっともユニークな点は、出入り口だろう。サイドに窓はついているものの、ドアはない。後方の丸いハッチから乗り降りすることになる。

宇宙船のような見た目のアクア。実用化については未定だが、レプリカでも良いので形にしてもらいたいものだ。

参照元:Diseno-art.com(英文)