パソコンやiPhone&iPad、そしてAndroid端末などのスマートフォン・タブレットでも雑誌が読めるサービスといえば、有料電子書籍の『マガストア』が有名だ。紙も良いが、電子書籍はやっぱり便利。小さい端末のなかに、自分だけの雑誌棚があるようなものなのだから。

だがしかし……だがしかし! 雑誌というものは「みんなで楽しむ」というのも魅力のひとつではないだろうか。

職場や学校で雑誌を広げ、気になるページがあったら「おっ、おいおい! ちょっと見てよコレー!」と友人に見せる。「のわっ!」「すんげぇーぞコレ!」……と、男子校においてのグラビア誌では、その1ページだけでクラス全員メシ一杯いけるほどの話題になる。これぞ雑誌の醍醐味なのだ。

そして今ついに、その醍醐味がマガストアで実現されたのである。

本日5月25日(水)より、マガストアには2つの新機能が追加されたのだ。一つ目は「本文検索」機能。読んで字のごとき機能であり、雑誌のタイトルだけなく、本文を含めたキーワードで雑誌検索が可能となる。

試しに「アントニオ猪木」と検索したら、『週刊アサヒ芸能』や『ゴング格闘技』をはじめ、マック雑誌『Mac Fan』、英和バイリンガルマガジン『J SELECT Magazine (ジェイ・セレクト・マガジン)』、京都・滋賀の情報誌『Leaf(リーフ)』までヒットした。さすがは燃える闘魂アントニオ猪木である。

そしてもうひとつの機能が、「雑誌の閲読ページの共有」機能である。例えばiPhoneやiPad用のアプリ『マガストア』で雑誌を読み中に「これは!」と思うページを発見したとする。そしたら、アプリ内の「共有」ボタンをポチ。確認画面から「ツイート」ボタンを押せば、自動的に自分のTwitterで雑誌名と閲読中ページの目次タイトル、ページ数、ハッシュタグ、URLが自動的につぶやかれるという仕組みなのである。

仲間はそのつぶやきを見て、URLからマガストアへ飛ぶ。そこには自分が「これは!」と思った1ページが表示されているというわけだ。つまり、マガストアから「おっ、おいおい! ちょっと見てよコレー!」ができてしまうのだ!

遠く離れた友人とも、ネット上では「ちょっとこれ見て」な雑誌の1ページで、あーだこーだと盛り上がる。あのころと違うのは、「おいそこ、いいかげんにしろ!」と注意する先生が、職場の上司(もしくは妻)になったこと。そして、紙がディスプレイになったこと。それだけだ。

雑誌から離れがちになっている人も、これを機会に電子の雑誌を楽しんでみてはいかがだろうか。雑誌はまだまだ、おもしろい!

参照元:マガストア