皆さんは焼きチーズをご存知だろうか? 読んで字のごとく、フライパンで焼いたチーズなのだが、メチャクチャ美味いのである。しかも、焼いて食べる用のチーズがあるという。あまり知られていないが、焼いて食べることによって美味しさが100倍になるチーズがあるのである。

それが、南イタリアで愛されているチーズ『カチョカバロ』。このチーズはヒョウタンや馬に乗った人のような形をしており、チーズ本体にクビレがあるのが特徴だ。この『カチョカバロ』はそのまま食べてもおいしいが、焼くことにより美味しさが倍増するのである。

『カチョカバロ』の食べ方は非常に簡単。チーズを1.0~1.5センチほどの厚さにスライスしてフライパンで焼くだけ。焦げ目がついたら裏返して両面を焼く。焼き加減は人によってそれぞれだが、記者(私)の場合はやや焦げが多いほうが香ばしくて好きだ。

この『カチョカバロ』のすごいところは、赤ワインにも白ワインにも合うところである。チーズの塩分、サッパリとした風味、ほどよい硬さ、焦げた表面の絶妙な香ばしさ、すべてが素晴らしいオーケストラのように演じて楽しませてくれる。

『カチョカバロ』以外でも、硬めのチーズであれば美味しく焼ける場合がある。できれば薄味で酸味の弱いチーズがいいだろう。モッツァレラチーズのように水分が多く柔らかいチーズは不向きなので注意してもらいたい。

写真: RocketNews24.