酒飲みならば誰もが一度は考えること。それは……「飲み屋、やりたいよねぇ。小さくてもイイから、自分の店を持ちたいよねぇ~」ということではないだろうか。

気心知れた仲間が集い、マスター(自分)は自慢の手料理をふるまいつつ、常連客との他愛もない会話を楽しむ。……最高だ。なにより飲み屋は儲かりそうだし!

――と、妄想だけなら楽しいが、実際はそう楽ではない。飲み屋の経営は、実は大変なのだ。覚えることもやることも満載で、恥を忍んでの客集めも重要。『星空バータウン』でバーを経営している記者が言うのだから間違いない。

星空バータウンとは、SNS機能を利用したケータイ用のバー経営ゲーム。現在、mixi版(http://ma.mixi.net/17628/)とGREE版(http://mpf.gree.jp/1224)がリリースされており、会員数は200万人。つまり、200万人ものバーテンダーが仮想空間に存在するのである。

ところがどっこい、この仮想空間のマイバーを現実世界とシンクロする試みが現在進められている。その名も『ブラックニッカでバー体験キャンペーン』。実際に販売されているウイスキーや、ニッカウヰスキーの主力商品である「ブラックニッカ クリアブレンド」がゲームの中に登場するのである。

それだけではない。バーのオーナーは「ブラックニッカ」の象徴であるヒゲ面の紳士、通称「キング・オブ・ブレンダーズ」のウイスキー樽などで自分のバーを装飾することが可能。そしてバーにやってきたお客さんは、ウイスキーの製造工程を学んだり、オリジナルのウイスキーカクテルレシピを勉強することなどが可能なのだ。

さらにさらに、キャンペーン中のゲームを達成した参加者には、もれなく本物のバーでウイスキー(ブラックニッカ クリアブレンド)を1杯無料で楽しめるクーポンがプレゼントされる。ゲーム中のバーでゲームをして、実際にあるバーでウイスキーを振舞われる……なんというバーチャル感覚!

ほかにも「ブラックニッカオリジナルマウスパッド」を希望者に贈呈するほか、抽選で1000人に「ブラックニッカ ハイボール(5月24日新発売)」の350ml缶を2缶プレゼントされるなど、オトク感満点のキャンペーンとなっている。仮想空間と現実世界をウイスキーで繋ぐ新たな試み。興味のある人は、星空バータウンで乾杯だ。