「これは枯れ木を描いたイラスト?」と思われた方も多いだろう。どう見ても絵のようにしか見えないのだが、実はこれは写真なのだ。フォトグラファーのフラン・ランティン氏が撮影した、ナミビアの国立公園の写真である。背景のオレンジ色と枯れ木のコントラストがはっきりとしているため、写真なのにパステル画のように見えてしまう。

写真が撮影されたのは、アフリカ南西部に位置するナミビア共和国のナミブナウクルフト国立公園だ。フラン氏によれば、これは朝の太陽に照らし出された砂丘をバックにした枯れ木の写真なのだとか。木の向こう側に見えているのは、急勾配の砂丘である。手前の枯れ木の立つ地面と、砂丘は続いているのだが、太陽の当たり具合でくっきりと色が分かれてしまっているのだ。

よくよく見てみると、たしかに写真であることがわかる。だが、一見してこれを写真と判断するのは、大変難しいだろう。この画像を見た海外のインターネットユーザーからは、次のようなコメントが寄せられている。

・ イラストのような砂丘の写真を見た、海外のネットユーザーの声

「すごい美しく描かれたアート作品のようだ」
「素晴らしい写真だ。フォトショップでこのように加工もできるのだろうけど、撮影したものだね」
「夢のように美しいじゃないか!」
「写真家フラン氏はすばらしい」
「最高のシーンだ」
「自然には驚かされる」
「美しい、素晴らしすぎる。カメラマンの腕前に脱帽だ」
「完ぺきな仕事だろう」
「とても抽象的だ。言葉で表現できないくらいに」

……など、いずれも絶賛しているのである。自然の造形に素晴らしさもさることながら、ネットユーザーが言うように、フラン氏の実力に驚かされる。自然には、人間の想像を超えるような美が、無限に隠されている。自然写真を撮る人たちは、それを発掘しているのではないだろうか。

参照元:NATIONAL GEOGRAPHIC(英文)