5月17日から首都圏限定で販売開始した、ファミリーマートの「スプーンで食べるおむすび」。新たな食感が好評で、昼時には売り切れになる店舗もあるという。おむすびの新しい食べ方を発見したのでご紹介したい。その食べ方とは、牛乳をかけるのだ。

おむすびと牛乳が果たして合うのか? それが意外にもマッチするのである。おむすびの領域を超え、スイーツのような雰囲気さえ感じさせるのだ。

この組み合わせの発見は偶然によるものだ。雑然とした机の上で作業をしていた記者は、夜食に食べようと買っておいたおむすびをレンジで温めて食べようとしていた。ちょっとした弾みで置いてあった牛乳がこぼれてしまい、おむすびは牛乳浸しに。捨てるのは忍びないと思い、一口食べてみたところ、なかなかグッドだったのである。

食べるつもりだったおむすびは、「チキン南蛮&高菜めし」だ。高菜と牛乳が合うとは夢にも思わなかった。高菜の塩味を牛乳が和らげてくれるうえに、タルタルソースの酸味がアクセントを利かせている。ほど良い甘さが、スイーツのような食感を演出してくれるのである。

偶然の発見とは言え、ミスマッチと思われる2つの味覚の出会いが、新たなおいしさを提供してくれた。このほかの味でも、牛乳チョイ足しを試してみたいと思った次第だ。ちなみに、このおむすびは大変人気があり、味によっては手に入りにくいものもあるようだ。購入した際には、是非一度、試して頂きたい。

写真:ロケットニュース24