いまや、情報伝達に欠くことのできない存在となったTwitter。手軽に使えるとあって、緊急連絡や情報収集に活用している人も多いのではないだろうか。何か事件や事故が発生したときに、テレビで見るよりも先にTwitterで詳細を知るということも増えてきた。そんななか、それぞれの情報伝達のスピードの違いを、端的に表した図が注目を集めている。

この図は、日常の些細な物事を漫画で紹介するサイト「DOGHOUSEDIARIES」に掲載されていたもの。それによると、Twitterとテレビは情報伝達にスピードの差があり、最近はTwitterの方が圧倒的な速さで情報を伝えているという。

何か事件・事故が発生した際に、まずTwitter上で情報がつぶやかれる。するとフォロワーを介してより多くの人がこの情報を受け取ることになる。つぶやきは決まったところで終息するということはなく、場合によってはずっと発言が引用され続けるのだ。

かたやテレビは、それよりもずっと後になってから、じわりじわりと詳細が伝えられるのである。Twitterが「鳥」であるのに対して、テレビが「カタツムリ」として表現されているところがユニークだ。

しかし、速さが売りのTwitterではあるが、注意が必要のようだ。拡散スピードが速い反面、間違った情報が伝播されることも多々ある。図の中央に「forever」と記されているのだが、その言葉が指し示す通りに、内容の正否を問わず、どこまでも発言は広がり続けてしまう。他人の発言を引用してつぶやくときには、注意したいものである。

参照元:DOGHOUSEDIARIES(英文)