これは、オーストラリア人の写真家イヴェット・ワーボイズさんが撮影したシドニーのとある古びた廃墟の写真である。「ゴースト」と名づけられた彼女の写真個展からの非常に不気味でゾッとする一枚だ。

実はこれ、170年以上も前に建てられ1997年に閉鎖となっている精神科病棟だ。敷地内には墓があり、1200人以上の患者が埋葬されたという。

長年この廃墟の近くに住んでいたワーボイズさんがこの写真を撮るに至った理由は、その場所に残存するエネルギーを感じ、それに導かれたからだという。「確かに、ここには何らかのエネルギーがあるのです」と彼女は述べている。

さてみなさんはこの写真の中に、何かが存在するのがわかるだろうか?

ドアの左によく注目していただきたい。お気づきだろうか。

白いレンガ以外何も見えないかもしれないが……、鑑定を依頼された霊能者によると、ここに霊の存在がはっきりと特定できるという。

この写真を見た一般の人たちの反応は次の通りだ。

「見えん」
「何かいると言われればいるように思えるが、何もいないだろ」
「ドクロが見えないか?」
「ドアの右側に見える気がする」
「革のジャケットを着た赤毛の人が見える」
「ドアの左に、白いドレスをはおった女性が立っている」
「裸のメイドと看護士がゲームしているよ」
「少なくとも15体の霊がいる。ドアの右にも左にも。特にドアの右上」

インターネット上では見えないという意見がほとんどで、見えるという人も何が見えるかについて見解は様々だった。

なお、彼女の個展は5月5日より11日まで、シドニーのカフェ・ジュリアで開かれることになっている。

参照元: heraldsun.com.au (英文)