和式トイレで水を流すときに使う「レバー(ハンドル)」。家庭によくある、クルッと回すタイプの小さなレバーではなく、グイッと押すと水が流れる棒状のものだ。洋式トイレでも、この棒状レバーで流すタイプはよく見かける。

と、ここで疑問。果たしてこのレバー、手で押すのが正解なのか? それとも足で踏むのが正解なのだろうか?

インターネット上には、この疑問に対し、様々な意見・回答が飛び交っている。総合的に見ると、「手派」よりも「足派」の方が多いようだ。それぞれの意見は以下のようなものとなっている。

手で押す派の意見
・幼少児、親や先生にはそう教わった。
・ティッシュで包むようにして押している。
・手が汚れても洗えばよし。
・足で押したりするとすぐに壊れるんだよ!
・足で流している人がいるなんてショック!

足で押す派の意見
・どう考えても不衛生だから。
・位置的に足で踏むものだと思っていた。
・踏むというより、足の甲で持ち上げている。
・絶対に他の人も足で流しているし。
・あんな汚いものを手で触れている人がいるなんてショック!

などなど、それぞれ衝撃を受けているようす。果たしてどちらが正解なのだろうか?

ということで、衛生陶器メーカー大手のTOTOに問い合わせてみたところ、あのレバーは手で押すのが正しい使い方であるとのこと。そもそも手で押すことを前提に設計されている部品であり、足で踏んだりすると故障しやすくなるとのことだ。

たとえ汚いと思っても、グイっと手で! みんなが手なら、汚くない。

執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

▼洋式のレバータイプ。