タイ人は何をしていても1日2回だけ、必ず立ち止まる。勉強をしていても、ご飯を食べていても、歩いていても、自転車に乗っていても、とにかく何をしていても、必ず2回だけ立ったまま静止するのである。

まるで魔法や超能力で時間を止められたかのように、歩いている人たちが突然立ち止まってしまうのだ。しかし十数秒後にまた普通に歩き出す……。ちょっと信じられないことだが事実であり、当編集部はタイ人が突然立ち止まるシーンの撮影に成功した。

実は、タイは平日の朝8時と夜18時に国王賛歌(国家のひとつ)が流れ、その時間だけ立ち止まって、国に対する忠誠心と感謝の気持ちを表さなくてはならないのである。8時や18時になっても立ち止まらない人は外国人と思って間違いない。

人通りが激しい駅の改札口で観察してみたが、国王賛歌が流れても欧米人や日本人などの外国人は立ち止まることなく歩いていた。ちなみに、タイ人であるにもかかわらず国王賛歌の時間に立ち止まらなかったりすると、場合によっては不敬罪で逮捕されることがある。

写真: ロケットニュース24.
Correspondent: Kuzo