現在、ある男の動向に世界の注目が集まっている。その男とは、アメリカ人俳優チャーリー・シーンだ。シーンは俳優マーティン・シーンを父に持ち、映画『ウォール街』、『ヤングガン』などで一躍世界にその名をとどろかせた。

また2010年には、自身の主演コメディドラマ「チャーリー・シーンのハーパーボーイズ(Two and a Half Man)」において、1エピソード(放送時間30分)あたり約125万ドル(日本円で約1億4百万円)の出演料をもらっていると発表され、出演料においてNo.1コメディ俳優という称号を得ている。

しかしその一方で、私生活では女性問題や麻薬服用などスキャンダルが絶えず、違った意味で世間の騒がせる俳優でもあるのだ。

最近では激しい腹痛でなぜかリハビリ施設に入所し、同ドラマの撮影も休止されることに。この入所に関しては、アルコールと薬物依存のリハビリを行うためだったという報道もあり、一部の批判を買っている。そしてとうとう、ドラマそのものの放送打ち切りが決定したのである

その理由として、プロデューサー側は彼の奇行がエスカレートしていったからだと説明しており、随分前から製作者側も悩まされていたようだ。今回の打ち切り騒動に、シーンは怒り心頭。様々なメディアでプロデューサーたちを痛烈に批判し、しまいには製作者側を訴えるという展開に発展しているのである。

まさに製作者を巻き込んでの大騒ぎとなっているのだが、騒ぎが大きくなるほど、世間から注目される事態となっているのだ。彼が自分の意見を主張するためにツイッターでアカウントを取得したところ、24時間で100万人以上のフォロワーを獲得。そして3月10日現在、250万人以上がフォロワーとして彼の発言に注目している。

実は、彼の常軌を逸した言動はこれだけに留まらない。2月24日に出演したラジオ番組「The Alex Jones Radio Show」で、再度プロデューサーたちを批判。その際に発言した言葉があまりにも意味不明すぎて、ネット上では話題となっているのである。一体どんな発言をしたのだろうか? その一部をご紹介しよう。本当に意味不明過ぎるので、心して見てほしい。

【チャーリー・シーンのビックリ発言集】

「人々は当惑しているんだ。自らをチャーリー・シーンと呼ぶのをやめられない、この自分探しの旅に」
「勝ってる(Winning)、誰かやるか? 誰かWinningで韻を踏んでみるか? ああ、そうだった。それは俺たちがすることだった。すまない、ルールを作ってなかったな。おっと」
「俺は実戦でお墨付きをもらった銃剣だぜ、兄弟」
「もう疲れたんだ。自分の人生が完璧じゃないと装うことに。そして、俺は完璧じゃない」
「見てくれよ、俺が何を扱っているか。バカとクズどもだぜ」
「一杯目のコーヒーの前に、下着のままで走り回っているだけだ。なぜなら俺には、この道化師野郎たちのために割く時間なんてないからな」
「あいつらは(恐らく番組プロデューサーたちのこと)ブサイクな嫁と子ども達と一緒にソファーに座って、自分たちの負け犬人生を眺めている。そして俺に向かって言うんだ。『もう理解できない』と。まあ、お前らには一生無理だろうよ。理解しようとするだけ無駄だ。すっこんで、番組でも見てろ」
「お前らには俺を殺す権利はあるかもしれないが、俺を裁く権利はない。バーン! これは映画だ、これは人生だ!」
「すまない、俺は魔法を手に入れ、今指先の中に詩がある。いいか、ほとんどの場合、これは昼寝を含んでいる。おれはF-18機(アメリカの戦闘機)なんだ、兄弟」
「俺はフェアーなゲームでもなければ、やわなターゲットでもない。もう終わりだ。町に新しい保安官がいる。やつは暗殺者部隊を持っているんだ」
「今、俺が唯一ハマっていることは勝つこと(Winning)だ!」
「俺が病気だって? くっそたれ。それは俺の脳みそでとっくに治してんだよ」
「もしお前が俺の家族の一員なら、暴力的に愛してやるよ」

いかがだっただろうか。前後の文脈が分からないのもあるが、それにしても意味不明過ぎる。記者がアメリカ人の友人にこの発言について聞いてみたところ、その友人も全く理解できなかった。つまり、アメリカ人にとっても、彼の発言はかなり理解しがたいものなのだ。

実際にツイッターでは、彼の奇怪な発言を分かりやすく翻訳する「SheenTranslator(シーン翻訳機)」なるものも登場している。また彼が頻繁に使う「勝利(Winning)」という言葉はツイッターで話題を呼び、ハッシュタグが流行っているとか。とにかく勝ちにこだわり続ける彼の真似をして、この言葉を連発する人さえいるのだ。

その大胆な行動と不思議な発言で、世界を騒がし続けるチャーリー・シーン。これからも彼の動向に目が離せない。
(文=田代大一朗

参照元:TheTelegragh VIDEOGUM(英文)