2011年3月18日のバックナンバー

M9.0を記録した11日の東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)以降、いまだ余震が続いている日本。M5.0以上の余震は250回以上も起きているとされており、引き続き油断は許されない状態である。しかし、地震が起きているのは日本だけではない。17日にはバヌアツ共和国でM6.3の地震が発生した。

そんな世界の地震状況を、ほぼリアルタイムで把握できるのが、アメリカ国立科学財団などが運営する調査機関IRISのサイトにある「Seismic Monitor」である。

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日本でも買占めが問題となっているが、太平洋の向こうアメリカ西海岸でも、原発事故を懸念して買占めが起こっている。危険な放射線が迫ってくるという恐怖にかられて、人々は抗放射線薬「ヨウ化カリウム(ヨウ素)」剤を買いあさり、品切れ状態が続いている。

原発の事故で何よりも心配されるのは、放射能による汚染だ。その放射性物質のうち甲状腺ガンの原因となるのが、「放射性ヨード」と呼ばれるもの。この放射性ヨードを防ぐのが、ヨウ素剤だ。その仕組みは、甲状腺をあらかじめヨウ素で満たしておくと、仮に被爆しても甲状腺に放射性ヨードが取り込まれず、予防できるというもの。 続きを全部読む