マグニチュード9.0を記録し、世界の観測史上最大級とされる今回の東北地方太平洋沖地震。現在でも多くの人が建物に閉じ込められたり、瓦礫の下敷きになったり、一刻も早い救助が期待されている。

そしてその救助に加わるため、昨日世界各国から救助隊が到着した。こういった海外からの支援は、現在数え切れないほど計画されており、その中には政府レベルのものだけではなく、個人レベルで計画されているものも多くある。

そして今回、アメリカでまた新たな日本支援プロジェクトが立ち上げられた。そのプロジェクトとは、災害救助犬を日本に派遣するため救助犬団体に寄付しようというものだ。これを立ち上げたのは、マルチメディア団体「Explore.org」の創始者チャーリー・アンネンバーグ ・ウェインガーテンさん。

彼は、すでに日本に救助犬を送り始めている救助犬団体「National Disaster Search Dog Foundation」に10万ドル(日本円約800万円)まで寄付する予定なのだが、その寄付金はある数によって決まる。

その数とは、Facebookに特設された「Dog Bless You (God Bless You 「神のご加護を」をいじった言葉)」というページにある、「いいね!」ボタンのクリック数である。この「いいね!」の1クリックは1ドルに値し、最大10万ドルまで寄付できるというわけだ。

このプロジェクトについて、チャーリーさんは「救助犬は、緊急時において重要な役割を果たします。また、現在アメリカにはなんとかして日本を助けたいという人がたくさんいるのですが、彼らにはその手段がありません。ですので、私たちはそういった人たちのために簡単なアクションで日本を支援できる機会を作っているのです」と述べた。

今回の「いいね!」を押させることに、中には「なぜ最初から10万ドル寄付しないの?」といった疑問の声も上がっている。しかしそこにどんな意図があるにせよ、彼らが救助犬を派遣して日本の力になろうしていることになんら変わりはない。

3月14日現在特設ページの「いいね!」は、7万クリックを超えており、あと少しで10万クリックに届く。Facebookアカウントを持っていて、このプロジェクトの力になりたいという人は、ぜひ「いいね!」ボタンをクリックしてほしい。

日本国内だけではなく、海外からも送られてくるたくさんの支援。こういった状況を見ていると、私たちは今回の地震に世界一丸となって戦っているという気さえしてくる。私たちは感謝しなければならない、世界からの温かい応援を。そして忘れてはいけない、私たちは一人で戦っているのではないということを。

(文=田代大一朗
参照元:Mashable