2月26日に発売を開始した次世代携帯型ゲーム機、ニンテンドー3DS。多くの店舗が事前に予約した人だけに販売を行ったのだが、一部の量販店では当日販売に対応。店舗によっては、1000人近くの行列ができたようだ。発売前夜には、かなり高い年齢層(50~60代)の人の姿もあったという。

ロケットニュース24編集部もなんとか1台購入することができた。期待の高かったゲームそのものもさることながら、「3DSカメラ」や拡張現実を使った「ARゲームズ」もなかなかユニークな機能であることが判明した。

発売前にもっとも注目されていたのが、裸眼で楽しめる立体視(3D)でのゲームプレイだ。今まで親しんだゲームが、飛び出して見えるとあって、ゲームマニアはもちろんのこと、そうでない人も是非プレイしてみたいと思ったことだろう。

本体同時発売のタイトルも格闘ゲーム『スーパーストリートファイター4 3D EDITION』、レーシングゲーム『リッジレーサー3D』、サッカーゲーム『ウイニングイレブン3D Soccer』など、いずれも人気作ばかり。どんなプレイ体験を提供してくれるのかと、話題となった。

実際に3DSを手にした編集部は、ゲームソフトをプレイする前にすでに2つ機能に驚かされた。まず1つが「3DSカメラ」だ。これは本体背面の2つのカメラを使って、3D画像を撮影できるというもの。若干画素は粗いものの、誰でも手軽に立体的な画像を撮影できるのだ。

そしてもう1つ、「ARゲームズ」。こちらは拡張現実(AR)で遊べるゲームだ。付属のARカードを任意の場所に置き、カメラで写すと、そその場がゲームステージに早変わり。お馴染みのマリオやカービーのカードを置き、キャラ撮影も楽しめるのである。ゲームソフトはもちろんのこと、これらの内蔵ソフトも十分に楽しませてくれるのだ。

ただし、長時間のプレイは禁物だ。想像以上に目や頭が疲れるので、30分プレイしたら10~15分程度休むか、3D効果のボリュームをゼロにして2Dで遊ぶことをお勧めする。繰り返すが、適度に休憩しながらプレイしよう。(なお記事の画像は、すべて2D表示のものである。3D画像はニンテンドー3DSでしか楽しめないので、何卒ご了承頂きたい)。

写真:ロケットニュース24

▼ 猫の頭にARカードをのせて撮影。画素は若干粗い。

▼ マリオのポーズを変えることも可能。

▼ カードを縦においたら、マリオが横になった。

▼ カービーも登場。

▼ おまけ。おえかきツールでマリオ大量発生。