「オレは秋葉原が大好きだぜ! いつも秋葉原に行きまくってるぜ! 秋葉原はオレの庭だ!」という人は多数いると思うが、もし『青島食堂』に行ったことがないのであれば「自称・秋葉原好き」を名乗ることはできまい。

『青島食堂』は秋葉原でいちばん美味しいラーメン屋として知られており、地域住民や秋葉原マニアに愛されているラーメン屋でもある。ランチタイムには行列ができ、数十分も待つことがある。しかし、秋葉原駅から5~6分以上歩かなくてはならず、まさに「本当に秋葉原を知っている人」しか行かない店(行けない店)になっているのだ。

『青島食堂』のラーメンはどんなラーメンなのか? 味が濃くて奇抜なラーメン屋が増えるなか、『青島食堂』は昔ながらのラーメンの味を完璧なまでに守り続けている。「昔ながらの味」をウリにしているラーメン屋は多数あるが、『青島食堂』をそれらの店と一緒にしてはならない。

『青島食堂』のラーメンは「昔ながらの味」を守りつつも脳髄に響くほど絶妙なウマミがあり、一口一口食べるたびに幸福感が……! なによりも驚きなのが、麺が凄まじく美味しい点だ。麺が柔らかいため好き嫌いが分かれるかもしれないが、硬い麺が好きな記者(私)でさえ『青島食堂』の柔らかい麺のウマミに驚き、そしてヤミツキになってしまった。

生姜風味のスープはやや濃い目で、ウマミがギューーーッと濃縮されたような風味がある。濃い目のスープが麺に浸透し、その相乗効果で麺が絶妙な美味しさを出しているのだろう。スープの美味しさにより、麺の小麦の味が引き立っているのかもしれない。

麺が柔らかいのはスープを浸透しやすくするためだろうか? また、薄切りのチャーシューがスープの味を吸い込み、肉汁と脂肪が合わさって失神しそうになるくらい美味しい!! ストレートな感想を言うと、このラーメンはまた食べたくなる究極のシンプルなラーメンである!

『青島食堂』のラーメンを食べて思ったことがある。奇抜なラーメン屋や新しい味のラーメン屋が増えているが、二度三度と行きたいかといわれたら、そう思わないラーメン屋のほうが多い。それはなぜだろうか? 『青島食堂』のように、シンプルな味で最高の味を追求している店が少ないからではないだろうか? 「また食べたいな」と思わせるラーメンの味、それが『青島食堂』にはあると感じた。ちなみに、ここのラーメンは新潟ラーメンがベースとなっている。

店名: 青島食堂 秋葉原店(青島ラーメン)
住所: 東京都千代田区神田佐久間町3-20-1
定休日: 火曜日
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写真: ロケットニュース24.
Correspondent: Kuzo