世界中で約6億人もの登録ユーザーを有するFacebook。日本でも少しずつ浸透しつつあるのだが、実名登録の敷居が高く、他のソーシャル・ネットワーキング・サービスに留まっているという人も多いようだ。海外では、数千万人が参加する企業ファンページも数多く存在し、活用しない方が損をする可能性さえある。日本と海外では、随分と利用実態に開きがあるようだが、果たしてどのくらいかけ離れているのだろうか。海外企業と日本企業、それぞれのファンページ参加者の数を比較してみたいと思う。

【海外企業ファンページ】 ※ベスト50からメジャーな30企業を抜粋。数値はファンの数

・ コカコーラ(アメリカ) 2210万人
・ スターバックス(アメリカ) 1940万人
・ オレオ(アメリカ) 1650万人
・ レッドブル(オーストリア) 1500万人
・ スキットルズ(アメリカ) 1490万人
・ コンバース・オール・スター(アメリカ) 1250万人
・ ヴィクトリア・シークレット(アメリカ) 1130万人
・ コンバース(アメリカ) 1090万人
・ ウィンドウズ・ライブ・メッセンジャー(アメリカ) 960万人
・ プリングルス(アメリカ) 890万人
・ プレイステーション(日本) 830万人
・ モンスター・エナジー(アメリカ) 830万人
・ ザラ(スペイン) 790万人
・ ヴィクトリア・シークレット・ピンク(アメリカ) 790万人
・ ドクター・ペッパー(アメリカ) 770万人
・ ディズニーランド(アメリカ) 720万人
・ マクドナルド(アメリカ) 700万人
・ アディダス・オリジナルズ(ドイツ) 700万人
・ X box(アメリカ) 620万人
・ H&M(スウェーデン) 610万人
・ スターバックス・フラッペチーノ(アメリカ) 560万人
・ Google Chrome(アメリカ) 550万人
・ ウォルト・ディズニー・ワールド(アメリカ) 520万人
・ BlackBerry(カナダ) 520万人
・ Picnik(アメリカ) 470万人
・ サブウェイ(アメリカ) 470万人
・ ナイキ・フットボール(アメリカ) 460万人
・ ラコステ(フランス) 450万人
・ BMW(ドイツ) 440万人
・ マウンテン・デュー(アメリカ) 410万人

【国内企業ファンページ】Facebook JapanInsideを参考に上位の20企業を抜粋

・ サティスファクション・ギャランティード 26万人
・ ユニクロ 3万人
・ 無印良品 2万人
・ 楽天市場 1万5000人
・ ローソン 1万人
・ ANA 1万人
・ pixiv 8000人
・ TBS 5000人
・ カラメル 3000人
・ ZOZOTOWN 2400人
・ 楽天トラベル 2000人
・ Francfranc フランフラン 1500人
・ 東急ハンズ 1300人
・ ポルコ・ロッソ 1200人
・ 米五みそ 1200人
・ 新日本プロレス 1000人
・ 日経ネットマーケティング 900人
・ CanCam 700人
・ 楽天イーグルス 700人
・ 日経デジタルマーケティング 600人

以上が海外と日本の企業それぞれ、ファン数の多い順に並べたものだ。国内ではまだまだ普及にはほど遠く、企業サイトと言えども、参加者の数はかなり少ない。

では、日本で一番ファンを獲得している「サティスファクション・ギャランティード」は、他のページと何が違うのだろうか。ページを確認したところ、同社は英語と日本語、それぞれで表記している。また、ページ内でショッピングが可能で、価格を「ドル」で表示にしているのだ。日本のユーザーだけでなく、海外ユーザーも上手に取り込んでいるのではないだろうか。

いずれにしても、まだまだ未開拓と言えるFacebookに、これから続々企業が進出してくるのではないだろうか。今のうちからしっかりとしたページを作っておけば、大手企業の先を行けるかも知れない。ファンページの開設をお考えの方は、是非早いうちに準備されることをお勧めする。

参照元:webdesigner depot