未知の惑星が、地球に向けて押し寄せてくるSF映画「アルマゲドン」。すでに10年以上前に公開された作品なのだが、印象に残っている人も多いのではないだろうか。宇宙とは無縁のはずの石油採掘のスペシャリストたちが、惑星衝突回避のために活躍する物語である。映画はこれ1作で完結しているはずなのだが、似通ったタイトル作がいくつも出されているのだ。作品のジャケットを見ると、何度も地球に隕石が飛来しているような感覚に陥り、げんなりしてしまうのである。

この情報は、13年の長きにわたってブログを運営している「N-Styles」に掲載されていたものだ。「amazonでアルマゲドンがいっぱいあったので集めてみた」という一文を皮切りに、本家のアルマゲドンに始まり、次々に作品が紹介されているのである。

【アルマゲドン、あれこれ】
・アルマゲドン2007 月が落ちてくる(原題:EARTH STORM)
・アルマゲドン2008 2008年地球が消える(原題:FUTURE SHOCK:COMET IMPACT)
・アルマゲドン2009 人類に明日はあるか(原題:POLAR STORM)
・アルマゲドン2010 これが地球最期の日だ(原題:Meteor Apocalypse)
・アルマゲドン2011 人類滅亡まで残り15分(原題:Meteor Storm)
・アルマゲドン2012 (原題:Quantum Apocalypse)
・アルマゲドン・パニック 地球崩壊へのカウントダウン タイムリミット72時間!(原題:BEFORE THE FALL/TRES DIAS)
・アルマゲドン20XX (原題:20 YEARS AFTER)

いずれもジャケットを見ただけで、おなかが一杯になってしまいそうだ。ちなみに同ブログの運営者の方は「地球、ボコボコやんけ」とうんざりした様子。たしかに年次で隕石が飛来しているのかと思うと、思わずうなだれてしまいそうだ。2036年には本当に隕石が接近するとの報告もある。現実のものとならないと良いのだが……。

screenshot:n-styles.com